風邪のウイルスは気温が低く乾燥した環境で繁殖し、私たちの鼻やのどへ侵入して感染します。そのため、気温が低く乾燥している冬は、風邪をひきやすくなります。
帰宅後のうがい、手洗いは風邪予防の基本。手についたウイルスが食事などの際に体内に侵入するおそれがあるので、食事前にも石けんを使って念入りに洗うことを習慣にしましょう。
のどの粘膜は空気中のウイルスが侵入しないように、唾液や粘液の潤いでガードしていますが、就寝中は乾燥しやすくなります。マスクをつけて眠ると、適度な湿気で乾燥を防ぐことができます。息苦しいときは鼻をマスクから出しておきましょう。また、眠る前に白湯を飲むなど水分を補給して、のどの乾燥を防ぎましょう。
ウイルスに対する抵抗力や免疫力を高めるためには、バランスのよい食事をとることが大切です。基礎体力をつけ抵抗力を高めるタンパク質、のどや鼻などの粘膜を保護するビタミンAが豊富な緑黄色野菜などをしっかり食べましょう。また、体を温め、血行をよくすることで、免疫機能が高まります。鍋やスープなどのメニューや、ねぎ、ニラ、生姜、唐辛子など、体を温める食材を積極的に取り入れましょう。
インフルエンザは一般的な風邪の症状に加えて、急な発熱や筋肉痛、関節痛などの全身症状が強く現れます。流行期は、例年12月下旬から3月上旬。ワクチンの有効期間は、接種後2週間~約5か月間なので、できれば12月中旬ぐらいまでに、早めに予防接種を受けましょう。
[掃除する場所をピックアップ]
まずは、掃除したい場所を大まかに書き出してみます。次に実際に汚れている部分や汚れ具合をチェック。具体的にどこをどのように掃除すればいいか、計画も立てやすくなります。
[スケジュールを決める]
家族みんなで協力して1~2日で集中してするのか、何日かに分けて少しずつ掃除するのかを考え、スケジュールを確認して日にちと時間を決めます。掃除にどれくらいの日数や時間がかけられるかによって、どこを優先して掃除するかを決めましょう。掃除の手順を確認し、だいたいの時間割をつくっておきます。
[上から下、外から内へ]
きれいにした場所に再び汚れがつかないように手順を考えます。ホコリは高いところから低いところへ落ちてくるので、天井~壁~床の順に「上から下」へ。床は、出口から遠いところから始める「奥から手前」へが基本です。
[つけ置き、湿布で時間を有効に]
キッチンの油汚れの場合、換気扇等は外せるものは外して洗剤を溶かしたお湯につけ置き、壁やガスレンジ台などは洗剤をスプレーし、キッチンペーパーなどで湿布します。頑固な汚れをゆるめている間にほかの作業をすれば、時間を有効に使えます。
大きな面積を占める窓ガラスやカーテン、ホコリがたまっていると暗く見える照明器具をきれいにすると、部屋全体が明るい印象に。シンクや水栓金具など金属部分がぴかぴかになると、水まわりが清潔な印象になります。
大掃除をする時間がない場合も家の顔である玄関はきれいに。靴を下駄箱にしまい、たたきを掃き、気持ちよく新年を迎えましょう。
[片づけをすませておく]
スムーズに掃除できるよう部屋はあらかじめ片づけておきましょう。年末のゴミの回収スケジュールを確認し、不要なものを処分。着古したTシャツや古タオルなどは拭き掃除に活用しましょう。
[道具を揃える]
掃除する場所や汚れの種類に応じて洗剤や掃除道具を準備し、まとめておきましょう。ぞうきんや古布を多めに用意しておくと、途中ですすぐ手間がなく効率的です。
2015年10月現在の情報となります。