床はこまめに掃除をしても、壁や天井は見落としがち。
ホコリや汚れをきれいに落として、部屋全体をすっきり明るく!
上から下へ、ホコリを払う。高い場所はフローリングワイパーを使えばラクラク!
ホコリが付きやすいのは、こんな場所
●エアコンのまわり
エアコンと天井とのすきまはホコリや湿気がたまりやすい場所。ハンディーモップでホコリを取り除く。
●カーテンレールの上
カーテンレールや窓枠まわり、壁と天井のコーナー部分も念入りに。
●テレビの裏
静電気がホコリを吸い寄せ、黒ずみの原因にも。
主な汚れは?
壁や天井は人の動きやエアコンの風で舞い上がったホコリが付着しやすく、そのままにしていると徐々に汚れていきます。また、手あかやペットによる汚れ、子どもの落書き、キッチンからの油煙による黄ばみなどの汚れも付きます。汚れが内部に浸透する前に落としておきましょう。
普段のお手入れは?
ハンディーモップやハタキで、ホコリを払います。手の届かない高い所は、フローリングワイパーにドライシートやマイクロファイバークロスなどをセットして拭き取ります。ホコリは高い所から低い所へ落ちるので、床掃除の前に行いましょう。
掃除するときは、ソファやベッドにホコリが付着しないよう古シーツなどでカバー。
汚れが目立ってきたら?
ビニールクロス等の表面に付いた手あかや鉛筆の落書きなどの汚れは、柔らかい消しゴムで軽くこすります。落ちない汚れは、中性洗剤を薄めたものを含ませた柔らかい布で軽く押さえ、汚れを浮かせて拭き取ります。その後、固く絞った布で水拭き後、から拭きを。クロスの継ぎ目から水分が染み込むと、はがれの原因になるので、継ぎ目部分の水拭きは避けましょう。
表面の凹凸にたまった汚れは、古歯ブラシなどで軽くこすり落とします。
和室などに使われるじゅらく調のクロスやしっくいなどの塗り壁は、水拭きは厳禁。やわらかいブラシなどでこまめに汚れを払います。
結露に注意
結露が発生すると、クロスの裏側に水分がたまり、シミやはがれの原因となります。さらにホコリなどが吸着するとカビが発生する原因になります。
水蒸気の発生源を減らし、換気、除湿をこまめに行いましょう。また、家具と壁の隙間を空け、通気をよくします。
クロスのはがれを補修
家具の角などが当たってめくれたり、のりがはがれてきたら、早めに補修をしましょう。
(1)汚れや古いのりを拭き取り、はがれた部分が固い場合は、ドライヤーの温風でやわらかくします。
(2)専用ののりをクロスの裏に塗り、はがれた部分を張り合わせます。専用のローラーなどで押さえ、空気を押し出し、はみ出たのりは拭き取ります。
壁・天井掃除の際はここも!
照明器具
天井のホコリを払う際に、照明器具の上にたまったホコリも、取り除きましょう。ガラスやプラスチック製のカバーにこびり付いた汚れは、外せる場合は外し、薄めた中性洗剤をスポンジにつけてこすり、水洗いし、完全に乾かしてから取り付けます。
スイッチプレート
一日に何度も手を触れるスイッチプレートは、手あかがたまって黒ずみやすい場所。水で固く絞ったぞうきんか、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭きます。細かい部分は、エタノールを含ませた綿棒で。
室内ドア、ハンドル
ホコリをハンディーモップで取り除き、汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を染み込ませたやわらかい布で拭きます。その後、水拭き、から拭きをします。ハンドル部分の手あかも拭き取っておきましょう。
※掲載の情報は、2019年10月時点のものです。内容が変わる場合がありますので、ご了承ください。