●ドアハンドルはぴかぴかに
手あかで曇りがちなハンドル部分は、きれいに磨いて印象よく。
●収納を見直し、片付ける
物が散乱していると乱雑な印象になります。靴や傘はシューズボックスや傘立てに入る量だけにし、ベビーカーやペット用品、子どものおもちゃなどの収納場所を確保します。
●たたきは小まめに汚れを取り除く
砂やホコリは、こびり付く前に取り除きましょう。濡らした新聞紙をまいて掃くと、ホコリが舞い上がりません。
細かなホコリは掃除機が便利。玄関用にノズルを付け替えて使用。
●靴や傘は乾かしてから
雨で濡れた靴は、乾かしてからシューズボックスへ。傘も雑巾で拭き、開いて乾かしてからしまいましょう。
玄関の主な汚れは?
人の出入りが多い玄関は、外から土や砂、ホコリなどが持ち込まれ、たたきにたまります。また、毎日手を触れるドアや壁、シューズボックスなどには手あかが付きます。さらに雨で濡れた靴や傘を放置すると湿気がこもり、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。
ふだんのお手入れは?
ドアや壁、シューズボックスは週に1度、ハンディーモップなどでホコリを取ります。その後、たたきにたまった土や砂、ホコリをほうきか掃除機で取り除きましょう。濡らした新聞紙を小さくちぎったものを床にまいてからほうきで掃くと、細かいホコリを舞い上げることなく、掃くことができます。
場所別しっかり掃除
●たたき
汚れが目立ってきたら、固く絞った雑巾で水拭きを。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を付けて拭き、水拭き、乾拭きをします。こびり付いた汚れはブラシで、タイルの目地にたまった汚れは古歯ブラシでこすり落とします。
●玄関ドア
樹脂やステンレス製のドアは、固く絞った雑巾で水拭き、乾拭きをします。木製のドアは湿気を嫌うので、乾拭きをしてホコリを落とし、水拭きは避けます。ハンドル部分に付いた手あかは、薄めた中性洗剤を付けて拭き、水拭き、乾拭きをします。
●シューズボックス
靴を取り出して、砂やホコリをブラシや掃除機で取り除きます。その後、固く絞った雑巾で、棚や扉を水拭きします。しばらく扉を開けて、乾かしてから、靴を戻します。
●外まわり
ポーチには、土や砂がたまりやすいので小まめに掃き掃除をします。こびり付いた汚れは水を流し、デッキブラシでこすり洗いを。表札やインターホン、照明などもホコリがたまりやすいのでチェック。ホコリを払い、固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。
玄関の防犯対策も見直そう
戸建て住宅での侵入窃盗の侵入口で、窓の次に多いのが表出入口※。玄関まわりをきれいにしておくと同時に、防犯対策もしっかりと。
※警察庁ホームページ「住まいる防犯110番」(平成29年)
●無防備な家と思わせない
玄関に物が散乱していると、人目を気にしていない無防備な家と思われます。玄関先はきれいに片付け、植栽の手入れもしておきましょう。
●留守を悟られない
●家族構成を知られない
表札は名字のみにし、家族の名前や構成を知られないようにしましょう。子どもの自転車や三輪車などの置きっ放しも要注意です。
●施錠をしっかりと
ゴミ捨てなどわずかな時間の外出でも必ず施錠を。侵入者は時間がかかると諦めるといわれるので、1つのドアに2つ以上の錠前を取り付けておきましょう。
2019年3月現在の情報となります。