近年、SNSの利用が一般化する中、
Instagramを活用して家づくりの情報を集めている人は多いのではないでしょうか。
ダイワハウスで家を建てられ、その暮らしぶりをInstagramで発信している@ryuryu_homeさん。
季節の移ろいを感じさせる中庭のある暮らしがInstagramで話題です。
前編では中庭をセカンドリビングとして活用されている素敵な暮らしぶりを、
後編では理想の暮らしから考えたこだわりの間取りについてたっぷりお話を伺います。
コの字型の建物に中庭を設けて緑溢れる暮らしを実現
幼い頃から家族旅行で訪れていた軽井沢や蓼科、白馬の風景が大好きだという@ryuryu_homeさん。窓のすぐ外に緑が広がり、野鳥やリスが遊びに来て餌をついばんでいるような眺めが身近にある暮らしに憧れていたそうです。
@ryuryu_homeさん:「LDKのどこにいても庭の緑を感じられるような開放的な暮らしが夢でした。わが家は新興住宅街にあり敷地のすぐ外は人通りもありますが、建物をコの字型にして塀を設けることで、カーテンを開けたままでも外の視線が気にならないプライベート感溢れる中庭が実現できました」
リビングの主役は大きな窓から見える緑溢れる中庭。テラスの椅子に座ったときは外からの視線が気になりませんが、外部から窓に触ろうとすると気配が分かる高さ150cmの塀を設けたことで、防犯に配慮しながらも近隣の視線をシャットアウトしています。
@ryuryu_homeさん:「リビングで過ごすときはもちろん、ダイニングで食事をしていているときや、キッチンで家事をしているときにも視線の先に庭があるとほっとくつろげます。網戸越しの眺めにならないよう、リビングの掃き出し窓には中央がFIX窓の3枚窓を選びました」
窓越しに小鳥観察も楽しみの一つ
タイルデッキを設けた中庭は
家族が思い思いに過ごせるセカンドリビング
中庭はタイル貼りにして、テーブルを出して緑を眺めながら食事をしたり、ラグを敷いて子どもたちがボードゲームを持ち出して遊んだり、ストーブで暖を取りながら流星群を眺めたりとセカンドリビングとしてフル活用しています。ご家族がテレワークをすることもあるそう。ご近所さんを招いて無煙炭火コンロで焼き鳥をするのも楽しみの一つだとか。
デッキの素材は、天然木、人工木材も選択肢にありましたが、バーベーキューや花火で汚れても掃除しやすいタイルを選択。週末にはピカピカに水洗いして、裸足のまま過ごせる状態をキープしています。
夜にはリビングの照明を落とし、キャンドルやランタンを灯してライトアップされた中庭を眺めるのも至福の時間なのだそう。
四季の移ろいが感じられる植栽計画。
庭のお手入れが癒やしの時間
中庭の広さは植栽部分を含め8帖弱で、デッキと塀の間には植栽スペースを設置。塀の向こうには自邸の庭が広がります。庭にある木はご夫婦で選んだもので、一年中楽しめるよう、落葉樹と常緑樹を織り交ぜているのだとか。
@ryuryu_homeさん:「中庭にある高い木はジューンベリーやアオダモ、モミジなど落葉樹が中心。新芽が芽吹いて緑が濃くなり、次第に色付いていく季節の移ろいを感じることができます。特に秋は赤、黄、オレンジと色とりどりの美しさが格別です。低い木はマホニアコンフューサ、沈丁花など常緑を中心にして、真冬でもさみしくならないようにしています」
植栽のメンテナンスは手間がかかって大変と思いきや、
@ryuryu_homeさん:「落ち葉の季節はこまめに掃き掃除をしなくてはなりませんが、庭いじりの時間や庭を眺める時間が癒やしになっています」と楽しんでいる様子です。
実はお家の中もグリーンでいっぱいです。
まとめ
「木々や緑に囲まれて暮らしたい」という暮らしのビジョンを設計時にしっかりと伝えたことで、満足のいく家づくりができたと@ryuryu_homeさんは振り返ります。後編でもこだわりの家づくりについてお伺いします。
Profile
@ryuryu_home
緑溢れる中庭のある暮らしや、自宅の暮らしのアイデアを発信し、Instagramで話題に。