得意・不得意に関わらず、家庭を持つと日々取り組まなければいけないのが「家事」です。
英語でハウスキーピング(housekeeping)というように、
家事とは家(house)を保つ(keep)ために欠かせない作業。
とはいえ、毎日家事に追われていては心の負担は重くなるばかり…。
ここでは家事に対する見方や意識、取り組み方を変えて、
ストレスが溜まりにくい暮らしをする方法をご紹介します。
毎日穏やかに暮らしたいのに、気がつけば「○○しなさい!」「○○しちゃダメ!」と怒ってばかり。そんなお悩みはありませんか。ダイワハウスは家づくりの工夫を通して、家族みんなが自然に家事に参加し、それをコミュニケーションの一つとして楽しめるようにできないかと考えました。そうして生まれたのが「家事シェアハウス」というコンセプトです。家事シェアハウスは、家事に関する情報とルールを共有でき、効率的な家事動線を実現する工夫をご提案します。
さて、あなたのご家庭では、こんな言葉をよく聞きませんか?
玄関が靴だらけ!
玄関の三和土(たたき)に靴が散らかっていて、脱ぎ履きする場所もない…。学校や会社では自分のものを自分で管理できるのに、なぜ家庭ではできないの?そんな発想から「自分専用カタヅケロッカー」が生まれました。帰宅したら自分のロッカーからスリッパを取り出し、履き替えた靴をサッとロッカーへ。だから、玄関に靴が散らかりません。一番先に帰ってきた人が郵便物を仕分けして入れておくスペースもあります。よく使うコートやバッグも、各自のロッカーにしまっておけます。
毎日たまる洗濯物にうんざり!
毎日毎日たまっていく洗濯物。干すスペースが足りなかったり、たたむ場所が遠かったりするとますます面倒になってしまいますね。そこで、「洗う・干す・たたむ・アイロン掛け」を一手に引き受ける「ファミリーユーティリティ」をご提案します。
また、帰宅したら一旦ここに上着をかけておき、手洗いや着替えまで済ませてしまえるので、リビングやダイニングに服が脱ぎっぱなしになることがありません。
DMやプリントを散らかさないで!
ダイレクトメールやチラシ、学校からのプリントなど、リビングやダイニングのまわりには紙類がいっぱい。冷蔵庫に貼っておくと便利ですが、見た目が良くないですね。
そこで、1か所にまとめておける「お便り紙蔵庫」をご提案します。お客さまが来たらサッと扉をしめて隠してしまえるのがポイントです。
自分のものは自分で片づけて!
みんなが集まるリビングやダイニングには、それぞれの持ちものが集まりがち。特に小さいお子さんは自分の部屋ではなく、パパやママのそばで勉強したり遊んだりするのが好きですから、ついついそれらの道具がダイニングテーブルに散らかってしまいますね。
そこでリビングやダイニングの一角に、家族それぞれが使える「自分専用ボックス」を設けることをお勧めします。勉強や遊びが終わったら、自分のボックスに入れるようにすれば、片づけの習慣も身につくでしょう。
自分の部屋に持ってって!
2階に上がる階段のステップが、洗濯して畳んだ洋服や、学校に持って行くものなどの置き場所になっていませんか。見た目も良くないし、上り下りしづらいので危険ですね。
そこで、階段の横に「階段ポケット」という一時置き場所を設けます。2階に持って上がるものは、ここにいったん置いておけばスッキリ。使わない時は飾り棚としても活用できます。
家族の家事シェアを自然にかなえる「家事シェアハウス」間取り例はこちら
いかがでしたでしょうか。家事シェアハウスは、年代やライフスタイルを問わず、さまざまなご家庭にお役立ていただけるアイデアだと思います。ダイワハウスはこれからも、家事を家族で楽しむための工夫を追求していきます。
ダイワハウス流「家事ストレス攻略法!~家事シェアのススメ~」