ご入居者は、趣味に投資する富裕層が中心。
都市部で賃貸ガレージハウスを求めているのは、公私ともに充実している富裕層が中心です。彼らは仕事の息抜きとしてクルマを楽しんでおり、趣味に十分なコストをかけられるだけのゆとりを持っています。所有するクルマも、高級外国車やスーパーカーなどのプレミアムな車両が多くなっています。
また、そのうち約半数の人は、賃貸ガレージハウスを居住のための家ではなく、「セカンドハウス」「隠れ家」「趣味の部屋」として利用しています。そのため借主の仕事の都合などで転居することが少ないといえるでしょう。
これらの理由から、賃貸ガレージハウスは長期契約となるケースが非常に多くなっています。
POINT
入居希望者の特徴
- 資産に余裕がある富裕層である
- 多くの人がセカンドハウスとして利用している
- 長期契約になるケースが多い
駅から遠くても郊外でも、入居希望者は多い。
一般的な賃貸住宅は、駅から近いことに大きな優位性があります。しかし、ガレージハウスは趣味の隠れ家として利用する人が多いこともあり、駅から遠く、バス利用が必要なエリアでもニーズが高いという特徴があります。また、ガレージハウスのご入居者の多くは、趣味で乗る高級車とは別に、交通手段として乗る車も所有しています。
同様の理由で、都心から離れた郊外エリアでもガレージハウスのニーズは変わりません。むしろ、愛車に乗ることを楽しみとしている方にとっては、インターチェンジの近くなど、ドライブに出かけやすい郊外の物件こそ求められる隠れ家といえます。
また、通常の賃貸住宅の場合、2階建てよりも3階建てにするなどして戸数を増やすことで収益を増やしますが、当然ながら初期投資も大きくなります。ガレージハウスの場合、一戸(室)の賃料を高く設定できるため、狭い土地、少ない戸数でも十分な収益が期待できます。
POINT
立地に左右されない収益性
- 駅から遠くても、郊外でも入居希望者は多い
- 低層建物でも、戸数が少なくても高い収益を見込める
- 潜在需要が高い
税務対策と資金融資が有利になる。
賃貸物件オーナーにとって、税制や資金調達は非常に重要なポイントです。
ガレージハウスは、ガレージを併設した住宅です。法律によって住宅として登録されるため、土地の固定資産税や不動産取得税が軽減されるほか、相続時には賃家建付地評価が適用されるので相続税も低くなります。これらの税務対策は、駐車場や倉庫では受けられない、賃貸住宅として建設するメリットといえます。他にも、ガレージとして使用する1階部分は壁面積が少なくなるため、建物評価額はマンションと比べて低くなるのも、税制面での大きなメリットです。また、銀行などから資金融資を受ける場合、事業ローンよりも条件のいいアパートローンを利用することができます。
POINT
ガレージハウスは倉庫よりもメリットが多い
- 倉庫と違い、住居としての減税が受けられる
- 低層住居専用地域にも建設できる
- 条件のいいアパートローンが適用される
フォトギャラリー
ダイワハウスの賃貸ガレージハウスの写真及びパースをご覧ください。
※パース画像については、イメージ画像となります。
※ガレージライフvol.70(ネコ・パブリッシング)より転載