大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

ZEH-M仕様の賃貸住宅で次世代まで見据えた相続対策が実現。

規模 3階建1棟21世帯
敷地面積 1,576m2
延床面積 1,261.99m2
間取り 1K/1LDK/2LDK
環境対応 Nearly ZEH-M
所在地 石川県金沢市
  • ハイグレード
  • ZEH-M仕様

将来の相続を見据えて、水田から賃貸住宅に

今回のZEH-M仕様の賃貸住宅は、日本銀行金沢支店が移転するなど、現在開発が進んでいる金沢市駅西地区にあります。

父親の代より賃貸住宅経営を始め、すでに多くの賃貸住宅事業を行ってきたS様ですが、ご自身も60歳を過ぎていたことから、父の相続税対策だけでなく、次世代も見据えた相続を考え、都市型レジデンス「GRACA(グラサ)」の採用を決意しました。

建設地は、前年まで稲作を続けていた水田で、3枚あるうち中央の水田の所有者が異なっていたため、いずれ交換したいという話が出ていた土地でした。相続対策や長期的な収入の確保のシミュレーションは、大和ハウスのPDBシステムを活用。建物は父との共有名義とするなど綿密なプランのもと、建築計画をスタートしました。

(※)PDBシステム:Personal Data Base Systemの略称。土地オーナーさまの健全な資産継承のために大和ハウスが独自に開発したシステム。グループ会社や各分野の専門家と連携し、相続を含む資産対策の企画・立案・事業運営・継承を総合的にサポートします。

重厚感があり、オートロックを備えたエントランス。住む方や訪れる方にラグジュアリーな印象を与えます。

壁や床の素材にもこだわった共用部には、LEDライトによる印象的な演出が、個性的な空間をつくりだします。

「GRACA(グラサ)」で重厚感あるデザインを表現

グラサの発売当初から、その重厚感あるデザインを気に入っていたというS様。他とは違った魅力からすぐにグラサの採用が決まりました。

グラサの魅力は、多彩な表情のある外観デザインと間取りの多様性、ご入居者に快適な居住空間を提供する高性能な設備です。設計では建物中央部のシンボルツリーを中心に、建物を左右非対称の形状に配したダイナミックな外観デザインなど、細部までこだわりました。間取りは1K、1LDK、2LDK。ご入居者のお好みや暮らし方に合わせてお選びいただけるよう、7タイプの内装デザインを用意しました。また、ホームセキュリティシステム、ICカードロックキー、オートロックシステム、防犯カメラなど、セキュリティ設備を導入。インターネット接続サービス、IHクッキングヒーター、浴室乾燥機を設置し、暮らしやすさにもこだわりました。

さらにアイデア豊富なS様のご発案で、ロードヒーティング(融雪や凍結防止に路面の温度を上げる設備)、EVコンセント、レンタルサイクルといった付加価値を高める設備を施しました。S様と大和ハウスがワンチームとなり、楽しみながら計画を進めていった結果、皆のこだわりが詰まった建物が完成。「想いを実現できた」と、大変ご満足していただいています。

高級感あふれる佇まいの外観。街と調和し、住まう人を魅了する建物となりました。

部屋の間をスライドドアで仕切れば独立したスペースに。住む方の暮らしに合わせて、使い方を柔軟に変えることができます。

キッチンにはIHクッキングヒーターを採用。キッチン横には、パントリーとして使いやすい収納スペースも。

デスクを備えたワークスペース。テレワークはもちろん、趣味の空間、テレビを置いてくつろぎの場にするなど、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。

駐車場には、今後普及していくことが予想される、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に必須なEVコンセントを用意。

フラットルーフに太陽光発電システムを搭載。環境に優しい暮らしをしながら、毎月の光熱費の低減と快適な住環境が期待できます。

環境に配慮したZEH-M仕様で選ばれる賃貸住宅に

2025年度以降、すべての新築の建物で、断熱等級4など新たな省エネ基準への適合義務化が始まります。周辺地域には賃貸住宅も多い今回の事例では、競合との差異化を図るためZEH-M仕様を提案。光熱費を抑えることが期待でき、快適な住まいにつながることでご⼊居者への大きなアピールとなります。賃貸住宅経営において、こうした利点はS様も必要だとお考えになりました。

今回の計画を振り返り、採用されたZEH-M仕様について、以下のようにお話をいただきました。
「既存の賃貸住宅経営の実績を踏まえて、全体のバランスを見ながら、長い目で見てやっていきたいと思います。金沢でも少しずつ、ZEH-M仕様や太陽光パネルを取り入れる賃貸住宅が増えてきました。時代がそうなってきているのは確かなので、これから集合住宅を建てる中で一つのアイテムとして広がっていくという思いはあります」

大和ハウスグループがトータルサポート

賃貸住宅の建築・経営は大きな投資になるため、将来の収支計画に不安が生じる人もいるかもしれません。今回の事例では、大和リビングによる一括借上とすることでその不安を解消しました。資金繰りや金融機関との折衝といった面でも、大和ハウスグループが一体となってトータルサポート。そうした信頼関係や総合的な提案力も、大和ハウスを選んでいただいた理由の一つです。市場調査を重ねて賃料設定を行った結果、周辺相場より高い賃料であるにもかかわらず、順調にお申し込みをいただいています。

(※)一括借上システムはグループである大和リビングカンパニーズが直接運営。また、一定の基準・条件があります。

【賃貸住宅における一括借上に関する注意事項】○賃貸住宅を賃貸する場合、借主(サブリース会社を含む)による一定の条件があります。○賃料は、契約開始日以降、賃貸借契約に基づき一定期間経過時およびそれ以降も契約に定める期間が経過するごとに、貸主借主協議のうえ、賃料の改定を行う場合があります。○また改定時期にかかわらず、物価・経済状況の変動や近隣賃料の著しい変化等により賃料が不相当になった場合も、貸主借主協議のうえ、賃料の改定を行う場合もあります。○賃料改定の協議が、賃料の改定期日以降に整った場合は、改定期日に遡って改定されます。○賃貸借契約においては、契約の定めに従い、賃料の免責期間が適用される場合があります。○また、建物や設備の維持修繕等においては、建物の所有者としてご負担いただく費用があります。○なお、賃貸借契約期間中においても解約になる場合があり、また、貸主から更新の拒絶をされる場合には正当な事由が必要となります。

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豊富な経験とノウハウ、独自の情報ネットワークを基に、
不動産の特性や多様なニーズにお応えする最適なソリューションをご提供します。
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