大和ハウスグループの大和リースが運営するSC、「フレスポ稲毛(千葉県)」では「GREEN Life=何気ない毎日の中で自然との触れ合いをきっかけに人と街に健康と元気が生まれる暮らし」をコンセプトに掲げ、買い物がなくても来たくなるような、人が集う地域交流の場づくりを目指しました。
既存の建物を大幅に減築し、幅17mの壁面緑化を施したウェルカムウォールや、「潤いと賑わいの庭」=緑化されたセンターコートを創設。中には起伏のある芝生やスペインから取り寄せ移植した樹齢300年以上の3本のオリーブの木、蓄光タイルを埋め込んだ泉を配置し、開放感あふれる場をつくりました。
センターコートには、緑化により蝶や鳥が訪れ、いつしか人が集うようになりました。買い物ついでに芝生や泉でのんびりと過ごす親子や、ペットの散歩に訪れる人たちなどの憩いの場となり、自然と挨拶や会話がはずみ、触れ合いが生まれているそうです。また、お客様からも、「フレスポ、変わったね。」「よくなったね。」と嬉しい声が届いています。
起伏のある芝生では、子どもたちが走り回ったり、寝転がったり。スペインから取り寄せ移植したオリーブの木も、実をつけるようになった。
“緑”をきっかけに、人が自然に集まるようになったこのSCのように、居心地のよい快適な場所が街に増えることが、地域交流を育むきっかけの一つになりそうです。