温泉付!温暖な気候と豊潤な自然の中で、田舎暮らしを楽しむ。
今回、ご登場いただくのは、横浜から霧島へ移住されたTさんご夫妻。そんなTさんご夫妻の暮らしを拝見しました。
横浜市で40年という時を過ごされてきたTさんご夫妻。自然豊かな土地への移住を考え始められたのは、定年まであと2年という頃だったそうです。
「最初から基本条件は大きく二つありました。一つは二人とも九州出身だったので、九州に戻りたいということ、もう一つは山が大好きだったので、山が見えるところに住みたいということ、この二つは譲れないポイントでした」と夫の博美さん。そんな折、ご夫妻が出合ったのが、ダイワハウスが主催する田舎暮らしセミナーの新聞広告だったとか。
「その前から専門誌などで、田舎暮らしの情報は集めていたんですが、なにぶん不動産には明るくないので、何を信じればいいのか迷っていました。そんなときに見つけたのがそのセミナーの案内。ダイワハウスさんなら安心できるんじゃないかと思って出掛けたのがきっかけですね」と妻の久乃さんが当時を思い出しながら話してくださいました。
そして霧島へ。Tさんご夫妻は敷地から見える霧島連山の、その美しい景観に魅了されました。
「結局ここしか見ていません。他を見る必要はないと思いました。もうその日のうちに決めましたよ」と博美さんは言われます。
ご自宅の窓から霧島連山のパノラマを眺める暮らし。でもTさんご夫妻にとって、山は単に眺めるだけのものではありません。お二人の共通のご趣味はトレッキング。それはすでに暮らしの一部となっています。
「もちろん霧島連山はすべてまわりましたよ。一緒に歩く仲間もできましたし、時には地元の小学生たちの遠足登山に同行することもあります。山に行くと気持ちも晴れるし、健康にもいい。言うことありません」と語るお二人。ここでの暮らしを満喫されているご様子です。
博美さんが山を見る、歩く以外にしたかったこと、それはご自宅の庭で野菜を作ることでした。
「横浜でも少しやっていたんですよ。市民菜園を借りてね。10坪ほどだったかな。でも週末しかできないし、広さの問題もありました。ここだと毎日存分にできます。今、食の問題がいろいろ言われてますけどね、自分で作れば一番安全でおいしいですから」と博美さん。
畑仕事はお二人の共同作業なんですか、とお尋ねすると久乃さんが、「いえ、基本的に夫の仕事です。私は収穫の手伝いと調理をするだけ。あ、これ作って、あれ育てて、と注文するのも私の役目ですね」と笑われます。
その久乃さんのご趣味はツル細工。ご自宅や周辺に植物のツルがたくさんあるので、これで何かできないかしらと思ったのがきっかけだったそうです。
「最初は我流で適当に編んでたんですが、ご近所に教えてくださる方がいて。でも教室とかじゃありません。一緒に歩いて、いいツル、おもしろい形のツルがあったら、その場で、道路脇などで編んでいくんです。現地指導ですね」。細いツル、太いツル。材料に事欠くことのない久乃さんのご趣味はこれからも続いていきそうです。
ツル細工だけでなく、博美さんも畑仕事をご近所の詳しい方に教わったとか。ご近所とのコミュニケーションも良好のようです。
「山歩き、野菜作り、ツル細工。趣味を通じてたくさんの方と知り合いになりました。お好み焼きパーティとか、じゃがいもパーティとかで、お互いの家を行き来する機会も多いですね。深すぎず、浅すぎず、お互いの距離感がいいのでしょうか。人間関係的にもとってもいい環境です」(博美さん)。
山のある暮らしを愛するTさんご夫妻。お二人の生活は霧島連山に見守られながら連綿と続いていくことでしょう。
高千穂シェアサロン:0120-091-330