【オーナー日記】#17　稲刈り

　今年は、寒くなるのが例年より早く、紅葉も早いだろうという。

　北海道の旭岳の初冠雪然り。この周辺でも白樺が見ごろを迎えている。


平成26年9月撮影

　しかしながら、平地で一番先に色づきを見せるのは“金色の稲穂”であろう。


平成26年9月撮影

　9月に入って間もなくから、JAがテレビコマーシャルで、「今年は実りが速いので、刈取りが遅くならないように」と。神奈川ではお目にかかったことのないコマーシャルを打っている。

　片や、生産者の声として豊作、コメ余りで買い取り価格が下がり、むしろ家畜米として出荷して補助金を得たほうが増収になるという声もあるという。＜結局、豚も人間も同じブランド米を食い、むしろ、豚のほうが高額買取をしてくれるということかな？＞と思ったりもする。 

　9月19日ゴルフ場への道々稲刈り風景を見た。

　今は水田の区画整理が進んで水田の1枚1枚が大きくなり、そこを立派な広域農道が通って、大型機械が行きかう。

　従って、刈り取られた水田には何も残らない。山間の比較的小規模な水田では稲刈り機が入っていて、掛け干しが見られる。

　他には天日干しにこだわる生産者の田んぼや、牧場に藁を供給する人たちが掛け干しをしている。

　
平成26年9月撮影

　この掛け干しにも何種類かあるようだ。一般的な数段の“はさがけ“や1本の太い棒を立ててらせん状に回していくもの。


平成26年9月撮影

　脱穀後の藁を数羽ずつ円陣にしておいているものもある。気候風土や農業環境の変化が形に表れているようで、感慨深い。


平成26年9月撮影

　先日、リゾート内の先輩から玄米を10kgも頂いた。我が家の1月分である。

　先輩は1年分を確保しておいて、30kgずつ受け取って都度精米して食するという。味が違うかどうか比べてみよ！とのことだった。

　道の駅や集落の道端に無人精米機が設置されているところを見ると、そういう利用があるということだろう。美味しかったら早速そのシステムに乗っかってみようか

 
平成26年9月撮影

追記：

＜9月26日：御在所付近から＞　　　　　　　　　


＜9月26日：頂上付近から＞

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