スタッフからの現地便り（2010年06月30日）｜ロイヤルシティ八幡平リゾート｜田舎暮らし・別荘

スタッフもはまる北東北　<カッパ淵>　かっぱぶち

　岩手県遠野市の『カッパ淵』に行ってきました。

　
　当日は小雨が降る天気、薄暗い曇り空

を眺めながら、「こんな日は運良くカッパに会えるかもしれない」と期待に胸をふくらませ常堅寺に入って行きます。

　『カッパ淵』はこのお寺の中にあります。

　『カッパ淵』に到着しました。テレビのＣＭでも放送された風景、見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

　川のほとりには小道があり散策が楽しめるようになっています。
　
　カッパ伝説はいつ頃からあったのかわかりませんが、民俗学の柳田国男氏の著書「遠野物語」を発表した頃から遠野はカッパのふるさととしてのイメージが定着したと言われています。

　下流の方に歩いていくと小さな祠がありました、祠のそばには赤ちゃんのカッパがお母さんのお乳を飲んでいる姿の陶器の置物が置かれています。

　カッパの神は乳の神、乳児のある母親が母乳の出が良くなるように祈願すると良いとされているそうです。

　祠の中にはカッパの人形や置物、乳房を模ったぬいぐるみのような物が置かれていました。

　

　カッパといえば、緑や青というイメージがありますが、遠野カッパの顔は赤いそうです。

　赤い顔というと、カッパには有名な酒造メーカーのＣＭのせいかお酒好きのイメージもありますね。お酒好きでは、私も負けてはいません

。

　晩酌のおつまみにキュウリをかじりながら、どこか懐かしい遠野の田園風景に、童心に帰った気がした一日でした。

＜カッパ淵＞　かっぱぶち　八幡平リゾートより約130km
※掲載の写真は全て平成22年6月撮影

～ＩＴＯ～