スタッフからの現地便り（2010年06月04日）｜ロイヤルシティ八幡平リゾート｜田舎暮らし・別荘

スタッフもはまる北東北　<猊鼻渓>　けいびけい

　宮城県との県境、岩手県一関市にある、岩手で最初に国の名勝に指定された場所であり日本百系、日本三大渓にも数えられる『猊鼻渓』、砂鉄川沿いに全長2km、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が連続しています。

　猊鼻渓の猊(げい）とは獅子のこと、峡谷出口近くの侵食された鍾乳石が獅子(猊)の鼻に似ていることから名づけられそうです。
　今年は、『猊鼻渓』の命名100年際にあたるらしく、茶席舟や夜のライトアップ、舟上結婚式などさまざまなイベントが企画されているとの事です。

　
　５月のとある休日、さわやかな風に誘われて

、スタッフも舟下りを体験してきました。

　水面はいたって静か、名物の藤の時期には少し早かったようで花を見ることはできませんでしたが、舟頭さんの『猊鼻追分』

を聞きながら新緑の景色に癒され、のんびりと舟にゆられて川を下ります。

　30分ほどで猊鼻渓谷に到着し上陸、歩いていくと川の対岸の岸壁に60センチぐらいの洞窟が開いていて、そこに皆さん何かを投げています。
　聞いてみると『運玉』といい、願・運・寿・縁・福の５つの玉があって、洞窟に玉が入るとその願いが叶うそうです。

　
　ちょっと運試しとばかり、５つの玉を買い求め洞窟に向かって投げてみます。
　学生時代はバスケットボールの選手だった私ですが、日頃の運動不足のせいか、小さな玉は私に合わないのか、洞窟に入れるどころかかする事もできません。

　
　一緒の舟に乗ってきた隣の家族のお父さんが玉を投げると第一投目からナイスシュートで

、洞窟に玉が吸い込まれて行きます、「どうだ！」

とばかり自慢げな隣のお父さん。
　負けてはいられないと、さらに５つの玉を求めてチャレンジするも・・・玉砕しました。

　「まあ、そのうちいい事もあるよと」

自分に言い聞かせながらの帰り舟でした。

<猊鼻渓>　けいびけい　リゾートより約120km
※掲載の写真は全て平成22年5月撮影

～ＩＴＯ～