スタッフからの現地便り（2010年04月16日）｜ロイヤルシティ八幡平リゾート｜田舎暮らし・別荘

<植物図鑑>春の定番「ふきのとう」再考

【ふきのとう】

先日
春が来たーと大騒ぎした
ふきのとう
やはり春の代名詞ではあります

ところで

ふきのとう
って何者？？？

当たり前にそこにいるんで
イマイチよくわかりませんね～

と言う事で調べて見ました

Wikiで調べると・・・
「ふきのとう」ではなく「ふき」に
ジャンプするんですね～

方言では東北地方で
「バッケ」と呼ばれていますが
アイヌ語では「マカヨ」というそうです。

余談ですがアイヌ語で
「フキ」を「コロコニ」と言うそうですが
その下に住む妖精を
「コロポックル」（コロがフキ）
と言うそうです

岩手県の代名詞とも言える
宮沢賢治の本にコロポックルが
出てきますよね！

フキの葉が出る前に花茎が出てくる
これがそもそもフキノトウ

雌雄異花という事で受粉後に花茎を伸ばし
タンポポのような綿毛が初夏の頃
見られますが
それが種子との事

ちょっと植物初心者のTAKEに
とって雌雄異花が良くわからず・・・
もっと勉強せねば

どうやら葉には毒があるという事で
灰汁抜きをする必要があるとの事ですが
たぶん我々が食べるのは蕾の頃
テンプラで

って事でそこまでしない
事が多いのかもしれませんね

もちろん
「バッケ味噌」のように花が咲いてから
でも食用として食べられているのは
つい最近まで山菜が苦手だった
TAKEがわざわざ言う事でもありませんね

さて

春が来ました
フキノトウです

そして

虫までやってきました

まだまだ茶色の世界
いたるところに白い雪・・・

でも小鳥のさえずりがにぎやかですよ～

フキノトウから始まった春も
どんどん盛りへと進んでいきます

写真は平成22年4月
当リゾート地内にて撮影

＝TAKE=