スタッフからの現地便り（2015年10月10日）｜ロイヤルシティ八幡平リゾート｜田舎暮らし・別荘

【オーナー日記】§17　ラベンダー増殖計画

更新日：2015年10月10日
カテゴリ：オーナー日記２

　9月に入り、よく行く近所の物産店に、美希ライフ、さんさ、つがる、きおうなどの早生のリンゴが多数並ぶようになった。

　早生のリンゴは日持ちせず、すぐ柔らかくなってしまうので、横浜に住んでいた時は美味しいものにありつけた記憶がないが、こちらではとても新鮮なものが安く手に入るので存分に堪能できている。

　この中では酸味が効いたさんさがお気に入りである。なお、7月末に今期最初に目にしたリンゴはビスタベラという、紅玉をさらに酸っぱくしたような小玉のリンゴで、これは生で食べたりその酸味を生かしてレモン抜きのニンジン・リンゴジュースにしたりして楽しむことができた。

　その他、私好みの、酸味がある豊水や二十世紀などのナシも出回るようになっており、こちらも安価・新鮮なものを庭作業の合間の水がわりに好きなだけ食べることができている。

　さて、庭で栽培したいものとして、リンゴ・ベリー類・固定種の野菜があり、これらについはこれまでに本ブログで紹介させて頂いたが、その他にもうひとつ気になっていたものとして、ハーブがある。

　なかでもその香りが素晴らしいラベンダーはできれば数多く育てたいと思っている。

　花の可愛らしさからするとウサギの耳のような花びらがついたフレンチラベンダー（ストエカス系）が一番なのだが、残念ながらフレンチラベンダーは耐寒性が弱くここ八幡平では地植えでは冬を越すことができない。

　というわけで、育てるのはイングリッシュラベンダーとなる。

　将来的には庭の外周を中心に沢山植えたいので、この春植えた数本のラベンダーの苗のうち、成長な良好なものからさし穂を採取して、さし木によって増やすことにした。

　ラベンダーを増やす方法としてさし木は最も一般的な方法のようで手技自体も全く難しいことはなく、それらしくさし穂を培養土上に並べることはできた。

　あとは、水切れに注意しながら、1ヵ月ほど待てば発根するはず、であるが．．．　ラベンダー増殖に成功し、花が沢山咲くようになったら、その上に枕カバーを広げしばらく置いて香りを移し、それで香りを楽しみながら眠る、というのが今回のラベンダー増殖計画に関するとりあえずの野望である。

　植穴を苗のプラ鉢と同じ程度にしか掘らずに植えたもの（左）と、植穴を30cm程度深く掘って植えた苗（右）の成長の違い。

　植えた当初は同程度の大きさであったが、植穴をきちんと掘らなかった方の苗はほとんど成長しなかった。

　ラベンダーの苗を植えた道路近くの土は石が非常に多いなど状態があまりよくないためこのような結果になったものと思われる。

　成長の良好な苗から採取したイングリッシュ系ラベンダーのさし穂。木化していない若い枝を7〜8cmほどで切り取り、下の葉を取った後、しばらく水につける。

　さし穂の下端に発根促進剤をつけ、さし木用の土に楊枝で穴をあけてさしていく。これでうまくいけば1ヵ月ほどで発根するらしい。

　今回成功したら、来年もまたさし木で増やし、庭の外周を中心にあちこちに植え、庭作業中にも香りを楽しめるようになれば、と思っている。

『三輪様』　
　2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹・固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。

※オーナー日記は当社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、当社スタッフが更新を行なっています。

※掲載の写真は全て平成27年9月撮影

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