スタッフからの現地便り（2015年09月05日）｜ロイヤルシティ八幡平リゾート｜田舎暮らし・別荘

【オーナー日記】§13　種から育てたキュウリ

更新日：2015年09月05日
カテゴリ：オーナー日記２

　家庭菜園では通常は苗を購入して栽培する野菜の内、トマト、キュウリ、ピーマンそれにナスについては3月下旬に種を蒔いてまず苗を育て、その後庭植えしている。

　これらについては一部の実は収穫せずに残しておき、それらからまた種を採取して次年へと繋ぎ、次第にこの土地に適したものに変わっていくことを期待している。

　これら4種の中で、最初に芽がでたのはトマトで、それからかなり遅れてキュウリが、あきらめかけたころにナスとピーマンが芽を出した。

　その後は、昼間は苗をウッドデッキに出し、夜は家の中に取り込むことを繰り返して概ね順調に生育した。最初に収穫時期を迎えたのは、トマトを追い抜いてキュウリ（四葉キュウリ）であった。

　生り始めた当初は見事な尻太り果・曲がり果ができ、葉の色も薄く肥料不足が疑われたので、あまり気が進まなかったが仕方なく肥料を少し蒔いたところかなりの改善がみられた。

　四葉キュウリは素手では持てないほど結構しっかりした棘が沢山あって野生的であったが、味は見かけほど癖がなく、市販のキュウリと同様に利用できたので初年度としては十分なできだと思われた。

　ただ、少し目を離すとすぐ巨大化し、また4株から毎日大きなキュウリが5〜6本収穫できるのですぐ消費の方が追い付かなくなってしまった。

　ぬか漬けが一番おいしく食べられるのだが、ぬか床が小さくキュウリが大きいので1日処理できるのは2本がせいぜいでどうしても余りがちになってしまう。来年は、株数を減らすとともにぬか床も増やそうと思っている。

平成27年8月撮影

　キュウリの畝。奇形果や色の薄い葉など肥料不足の兆候がでたのであわてて肥料を少し蒔いたところすみやかな改善が認められた。できれば肥料は使いたくないのだが．．．

平成27年7月撮影

　花の周りではハナアブと思われる昆虫が、ブンブンとかなり大きな羽音を立てて縦横無尽に飛び回る。重要な役割を果たしてくれているであろうことはわかるし、噛まれることはないのだが、羽音が大きく、またしばしばその羽音がハモったりするのはあまり気持ちの良いものではない．．．

平成27年8月撮影

　ある日の収穫（キュウリ、ミニトマト、食用ホオズキ）。左側のキュウリは通常市販されているキュウリの3倍ほどもある。

　キュウリは肥料も水もまだ足りていないのか、なかなかまっすぐなものがとれないが、あまり甘やかさず来年以降この環境に徐々に順応していくことを期待している。

平成27年7月撮影

　4月22日の苗の様子。写真左側の大きな双葉の芽がキュウリ。発芽のためには温度がクリティカルな条件であるようで夜は電熱器での加温が必要だった。来年はもっと温度を上げてもう少し早く発芽させ、収穫時期を早めるようにしたい。

『三輪様』　
　2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹・固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。

※オーナー日記は当社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、当社スタッフが更新を行なっています。

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