2008/12/22
ニュースレター
~新しい“暮らし方の提案”第4弾~
「エディブルガーデン‐おいしい庭づくり‐」
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大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、外構やバルコニー、屋上に家庭菜園を取り入れたソフト提案「エディブル(※1)ガーデン‐おいしい庭づくり‐」を展開します。
「エディブルガーデン」とは、食べることを楽しむ“おいしい庭”(家庭菜園)と緑がある暮らしのことです。従来の「見て楽しむ」庭に、「自分で野菜を育てて楽しむ」という考え方を取り入れました。野菜を育て、食べることを通して学び、またエコロジーな感覚を自然と身につけることができる、新しい庭づくりの提案です。
当社は2008年1月より、戸建住宅商品「xevo(ジーヴォ)」の新築をご計画のお客さまに対し、日常生活の中で“より快適でより豊かな自分らしい暮らし”を感じていただくため、ライフスタイル提案を展開しています。これまでに『近居・育孫(きんきょ・いくまご)』、『ハッピーハグモデル』、『ペット∞(きずな)わたし』など、多様化した暮らしに柔軟に対応できるプランを提案してきました。
今回の提案では、人にとって最も基礎となる“食”に着目しました。食の安全や食育の必要性が重視される昨今、自ら育てる家庭菜園が注目を集めています。「手軽に野菜を育ててみたい」というお客さまの声に応え、“野菜づくり”を通して、食の大切さや楽しみ方を体感できるような計画をご用意します。
また、自分で育てた野菜を食べることで、輸送の過程で排出されるCO2を削減できます。「xevo(ジーヴォ)」は住むだけでCO2排出を減らせる家ですが、それに加え「エディブルガーデン」では“食育”を実現する家庭菜園で豊かな暮らしをご提案し、お客さまのエコ活動を応援します。
※1.「エディブル(edible)」・・・「食べることができる」という意味。
ポイント
1.新しい庭づくりの提案…3つの視点「健やか」「学ぶ」「楽しむ」
2.周辺環境や敷地形状に考慮し、植栽スペースを有効に活用
玄関廻りの外構・庭・ベランダ・屋上での菜園提案
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1.新しい庭づくり「エディブルガーデン」の考え方
1)食育から見えてきた3つの視点で暮らし方を提案
「健やか」「学ぶ」「楽しむ」という3つの視点を軸に、室内からつながる庭という屋外スペースを含めたプラン提案を行います。
①健やか…土と緑に触れる中で、健やかな心と身体を育む
玄関の植栽スペースなど、常に目が届き、日々世話をする習慣が身に付く場所で野菜を育てる計画です。植栽の中にさりげなく実った果実や、野菜を探すドキドキ感を大切にしています。
②学ぶ…「食育」の提案。野菜の生長を感じ、食の大切さを学ぶ。
「育てる」と「食べる」を近づけることが食育では重要と考え、キッチンやダイニングに続くバルコニーでの菜園提案です。野菜を日々見守り、世話をする中で植物の生育について学ぶことができます。
③楽しむ…野菜の生育や、家族・友人とのふれあいを楽しむ
家庭菜園には、家族で一緒に野菜を“育てるという楽しみ”と、友人や親戚と共に採れたて野菜を“食べて楽しむ”という2つの楽しみがあります。
2)“住むだけでエコな家”xevo(ジーヴォ)で、エコ活動をサポート
当社の戸建住宅商品「xevo」は、優れた断熱性能により、従来の住宅(※2)と比較して年間約6.4tのCO2排出量を削減しました。つまり、“住むだけで環境に優しい”住宅といえます。
「エディブルガーデン」は、そこからもう一歩、日々の生活に踏み込み、環境に優しい暮らし方を提案し、お客さまの積極的な“エコ活動”を応援します。
エディブルガーデンで収穫した野菜は、フードマイレージ(※3)0(ゼロ)。自分で育てた野菜を消費する“自産自消”の暮らしは、採れた野菜をその場で消費するため、生産地から輸送する必要がなくCO2の排出量を低減します。
※2.新省エネルギー基準適合住宅(Q値=4.20W/㎡K)と当社xevo鉄骨住宅(Q値=2.12W/㎡K)との比較。[試算条件]当社モデルプランによる試算値。建設地:兵庫県神戸市 ご家族:4名 給湯:ガス給湯 調理:ガスレンジ 空調:電気エアコン
※3.食料の重量と輸送距離を乗じたもので、輸送時に発生するCO2などの温室効果ガスが、どの程度環境に負荷を与えているかを定量的に示す指標となる。
2.3つのガーデンと主なプラン
住まいや敷地の植栽スペースを有効に活用し、菜園を楽しめるよう3つのガーデンを提案します。
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1)庭を利用した地面の菜園「ガーデンガーデン」
1階の庭では、ジャガイモやニンジンなどの根菜や、ナスやミニトマトなどの果菜を育てることを提案します。特に根菜は、土中にしっかりと根を張らせることが必要なため、地面での栽培が適しています。
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2)LDKとつながるベランダの菜園「グロウアップガーデン」
バルコニーなどにプランターシステムを設置し、果菜、ホウレンソウ・ネギ・レタスなどの葉菜やハーブを育てる菜園です。LDKとのつながりのよいベランダで、バルコニーと部屋を気軽に行き来しながら身近に野菜を育てる暮らしを実現します。
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3)緑のある屋上の菜園「サンフロントガーデン」
芝生システムを用いて屋上を緑化することで、家族や友人とのコミュニケーションを楽しめる菜園となります。プランターに植えたハーブの香りが“くつろぎ”を演出し、開放感あふれる“おもてなし”の空間としても利用できます。
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3.「エコな暮らし」を実現するサポート体制
先進の緑化アイテムときめ細かいプラン提案で、お客さまが抱える菜園生活に関する気がかりを低減し、エコな暮らしをサポートします。
1)エディブルガーデンをお客さまと計画します
一般的な外構・植栽計画に加えて、住宅の間取りとつながりを持った菜園計画をお客さまと一緒に考えます。
2)エディブルガーデンをサポートするアイテムをご提案します
毎日のお手入れの負担を軽減する、さまざまなアイテムやシステムを提案します。
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・芝生システム
成長の遅い省管理型の芝生と保水マットを使用し、水やり・芝刈りなどの作業を低減します。
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・プランターシステム
当社オリジナルのプランター。約10cmの土が入り、保水力を高めるマットを備えています。
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・自動潅水装置
プランターシステムや芝生システムの水やりを、タイマーで自動的に行います。
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・壁面緑化システム
ツル性の植物を植えることで、夏場の日差しや道路側からの視線を遮ります。
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3)エディブルガーデンをダイワハウスが施工します
当社グループや協力会社による施工で、安心して使っていただける設備を提供します。
※菜園に植える野菜等の植え付けについては、当社グループや協力会社による施工も可能ですが、お客さまが入居後、自分のペースで行われることを推奨します。また、季節によって植え付けできる植物が限定される場合があります。
4)環境への貢献度を、わかりやすく伝えます
自分のエコ活動による効果を知り、家庭菜園を続ける意欲を高めていただくため、「エディブルガーデン」のカタログでは、環境への貢献度をわかりやすく表現しています。
夏に家庭菜園で取れた野菜を使ってできる献立から、料理に使用した野菜の量と、それを店頭で購入した場合にかかるフードマイレージから、CO2排出量を試算しました。そして、それが他のエコ活動で行った場合、どのような行為になるのかに換算しています。
下記の例では、4人家族で1食あたり98.25gのCO2排出量を削減できます。これは「夏に1日ペットボトルを使わず水筒を持ち歩き、エアコン(冷房)の設定温度を2度上げることと同じ省エネ効果」と言い換えることができます。
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<実棟について>
全国16ヵ所(2008年12月22日現在)で、1階・外構に「エディブルガーデン」の提案を取り入れた分譲住宅を見学していただくことができます。
お客さま問い合わせ先:大和ハウス工業 コンタクトセンター
フリーダイヤル 0120-590-956
(平日9:00~13:00、14:00~18:00)
物件例)
・インターパーク宇都宮南(栃木県宇都宮市)
・フローラルアベニュー大垣鶴見(岐阜県大垣市)
・ハーモニータウン津(三重県津市)
・ローズベイガーデン彦根松原(滋賀県彦根市)
・阪南スカイタウン(大阪府阪南市)
・ウェリスパーク新宮杜の宮(福岡県糟屋郡新宮町)
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以上