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2008/11/07

ニュースレター

長く住める・資産になる“住み継ぐ家” 戸建住宅「xevo(ジーヴォ)」の

「超長期先導的モデル事業」に採択された住宅を公開します

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、2008年11月8日(土)より、国土交通省の「平成20年度(第1回)超長期住宅先導的モデル事業」として採択された仕様の、戸建住宅「xevo(ジーヴォ)」を公開します。

 当社の超長期住宅のコンセプトは、“住み継ぎ”です。「親子間の住み継ぎ」「第三者間での住み継ぎ」の2つの切り口で、住む人のライフステージの変化に合わせて長く住み継ぎ、資産として活用できる住宅を提案しています。
 今回採択された住宅については、2008年11月8日(土)・9日(日)に実施する「全国一斉『まちなかジーヴォ』キャンペーン」、2008年11月22日(土)から24日(祝)に実施する「全国分譲フェア」において、街中に建設するリアルサイズのオープンハウス「まちなかジーヴォ」(49棟)及び分譲地(16会場)の「分譲モデル棟」でご覧いただくことができます。

 

ポイント

・「超長期住宅先導的モデル事業」に2提案が採択

・住み継ぐための技術とアイテム「可変性」と「見える化」

・「まちなかジーヴォ」デビューキャンペーンと分譲フェアで超長期住宅を公開

 

1.「超長期住宅先導的モデル事業」に採択された提案内容

(1)「まちなかジーヴォ」

(応募提案事業名:「住み継ぎ~家族間~」街角期間限定モデルハウス全国展開)

親子代々、家族の中で住み継いでいける住宅の提案です。可変性のある住宅とそれを活かしたプランニングにより、ライフスタイルに合わせて、間取りや仕様を変化させます。リフォームに備えて二階に水周りの配管をあらかじめ設けるなど、先々を見越した計画を立てることで、家族形態の変化にも柔軟に対応することができます。

(2)「分譲モデル棟」

(応募提案事業名:「住み継ぎ~第三者間~」分譲モデル棟全国展開)

住まい手を変えて住み継いでいける、流通性に優れた住宅の提案です。将来売却・譲渡しやすい、どなたにもお住まいいただける普遍的な住宅を作ることで、資産としての価値を高めた点が評価されました。

分譲地ごとに、独自の基準『街づくりガイドライン』を定めました。自然環境や周囲の街並みに合わせ、外観デザインや色彩を調和させることにより、美しい街並みの形成と維持に努めています。

 

2.当社の「超長期住宅」とは

当社の超長期住宅は、“住み継ぎ”をテーマにしています。家族間、あるいは第三者との間で、住まい手の生活スタイルに合わせて変更を加えながら、長く住み継ぎ、資産として活用することもできる住宅を提案します。当社では、住まいの「見える化」と「可変性」をキーワードに、住まい手を長期にわたってサポートするために住宅履歴を残す「住宅履歴システム」「省エネ診断システム」などの導入を行い、また、家族のライフスタイルの変化にあわせて間取りを自由に変えることができる「パーティションフリー工法」、点検・メンテナンスが容易な「給水・給湯ヘッダー工法」などを採用しました。

このたび公開する「まちなかジーヴォ」及び分譲モデル棟は、以下の設備・性能を備えています。

 

(1)住まいの「見える化」

①「住宅履歴システム」※1

住宅の維持管理を適切に行うため、「住宅履歴システム」※1を導入しました。ホームページ上に、お客さま一人ひとり(物件ごと)のページを設け、現在の家の状況をいつでも見ることができるようにしました。

また、当社からメンテナンスの方法やアドバイス等も継続して行うことで、お客さまの住宅の維持・管理に役立つとともに、資産として流通させる場合も、その物件の商品価値を明示することができます。

 【お客様が確認できる事項】

・住宅の概要・竣工図面

・自分でお手入れ・修理した記録や、長期修繕計画のスケジュール管理

※1.住宅履歴情報をWeb上で一元管理できるシステム。東京大学生産技術研究所及びSMILEプロジェクト(http://www.kke.co.jp/smile/)の研究成果をベースとして開発しました。

②「ecoナビゲーター」

お客さまが住宅を購入される前に、住宅のメンテナンスコストが「見える」シミュレーションソフト「ecoナビゲーター」を提案します。環境の「見える化」が図れるだけでなく、住宅の維持管理にかかるコストを算出し、お客様の生活スタイルに最も適した設備を選択することができます。

③「CASBEE※2評価シート」

住宅引渡しの際、住宅の快適性や環境負荷が「見える」CASBEE※2評価シートを提供します。すまいの快適性や環境品質・環境負荷を明示するだけでなく、資産として流通させる場合も、その物件の商品価値を明示することができます。

※2.建築物を環境性能で総合的に評価・格付けする手法で、国土交通省の主導により開発されたもの。環境負荷削減(省エネや省資源・リサイクル性能)と、環境品質・性能の向上(室内の快適性や景観への配慮)の両面から評価を受け、5段階の格付けが与えられます。

④「(仮称)省エネ診断システム」

入居後に省エネ性能や家計でのエネルギー費が見える「(仮称)省エネ診断システム」をホームページ上に用意しました。家計にかかるエネルギー費用をいつでも見ることができ、家計の管理に役立ちます。

(2)住まいの「可変性」

①「パーティションフリー工法」

生活スタイルにあわせて間取りを自由に変更できる「パーティションフリー工法」を採用しました。天井や床フロアの工事を極力減らして、間取りを自由に変更できます。

 

   <パーティションフリー工法の考え方>

 

②「給水・給湯ヘッダー工法」

修理やリフォームを行うことが多い水廻りは、点検やメンテナンスを容易にするため、設備配管を一箇所に集めた「給水・給湯ヘッダー工法」を採用しました。

     ③耐久性・耐震性・省エネルギー

当社の住宅基幹商品「xevo」では、柱などの構造体を断熱材で包み込む「外張り断熱通気外壁」で断熱性を高め、内部結露を抑制しています。外壁塗装には、紫外線に強く長期にわたって新築時の美しい状態を保持する「XEコート(ジーコート)」を採用し、劣化や色褪せを防ぎます。地震対策としては、耐震等級3を標準としました。耐震等級が3未満の場合は、地震エネルギーを吸収して住宅自体の損傷を防ぐ「制震装置」の提案を行っています。

 

3.「まちなかジーヴォ」デビューキャンペーンと分譲フェアで超長期住宅を公開

 (1)全国一斉「まちなかジーヴォ」キャンペーン【11月8日(土)・9日(日)】

先導的モデル事業として採択された住宅のうち、49棟はオープンハウス「まちなかジーヴォ」としてオープンします。リアルサイズのオープンハウス「まちなかジーヴォ」で当社の超長期住宅を体感し、より具体的にその特長をご覧いただくことができます。

期間中は、「エコでうれしい」キャンペーンも同時開催します。「まちなかジーヴォ」にお越しいただいた方には「フェアトレード※4商品」などのプレゼントをお渡しします。

※4.公平貿易。発展途上国で作られた製品を適正な価格で継続的に買い付けることで、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みのこと。今回のプレゼントは、当社がフェアトレードによって発展途上国から購入した商品です。

(2)全国分譲フェア  【11月22日(土)~24日(祝)】

全国一斉の分譲フェア(全国約200会場)において、超長期先導モデル事業に採択された分譲モデル棟(16会場)を公開します。地域環境に配慮した当社の超長期住宅を、実際の街並みの中で体感していただくことができます。

会場の地図・アクセス方法は、11月中旬以降、下記のホームページに掲載します。

https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/shohin/xevo/fair/

 

(3)Webブログでの建築過程の公開

先導的モデル事業として採択された物件は、当社のホームページ上のWebブログか

ら建物の建築過程も含めてご覧いただけます。

https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/machinaka/

(ご参考)

超長期住宅先導的モデル事業について

超長期住宅先導的モデル事業は、国土交通省が長期にわたって使用できる住宅の開発を目指して、その技術の進展に先導的な役割を果たす事業・システムを公募し、優れた提案に対して建設工事費やシステム整備費の一部を補助するものです。

「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会における住宅のあり方について、具体的なモデルを広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。

第1回の募集(応募期間:2008年4月11日~5月12日)では、①住宅の新築 既存住宅等の改修 維持管理・流通等のシステムの整備 技術の検証 情報提供及び普及 の5部門が設けられ、応募のあった603件のうち、当社の提案を含む40件が採択されました。

当社は「住宅の新築」部門に応募し、「まちなかジーヴォ」と「分譲モデル棟」が採択されました。

以上


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