河西工業様の創立70周年記念事業として建設された技術新棟です。ZEB導入期の2017年に建てられ、建築物の省エネルギー性能表示制度(BELS)の「☆5 評価」並びに「ZEB Ready(※)」を達成。神奈川県で第一号のZEB認定を受けられました。
屋根と外壁を高断熱仕様とし、デシカント空調や、氷蓄熱空調、置換換気空調など積極的に省エネ設備を導入され、更に太陽光発電システム(100kW)の搭載により、一次エネルギー消費量59%削減を実現されています。
※ 再エネを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上削減した建物
会社創立70周年の記念事業の一環として、また、グローバルでの開発業務拡大に伴うグローバル開発拠点として技術新棟を建設しました。
技術新棟は、「美しい地球を次世代へ、人と環境にやさしいモノづくりを目指して」の弊社環境保全のスローガンのもと、省エネ設備・システム等を積極的に導入し、私たちの環境に対する企業姿勢を建物に反映しました。
省エネ設備・システムなどを積極的にご提案しました。建物内には換気負荷の高い食堂があるため、置換換気空調システムを導入して換気風量を35%削減しました。このエネルギー削減効果がZEBを実現する決め手となり、グローバル開発拠点としてふさわしい建物をご提案できました。
温度と湿度を別々に制御することにより、ジメジメとした不快感や冷やし過ぎによる無駄なエネルギーを抑えることができ、快適性と省エネを両立した空調方式です。
上下に温度差の成層をつくり空調・換気を行う置換換気空調システムを厨房に導入。調理により発生した熱を少ない換気量で除去し、快適性を確保しながら空調負荷低減を実現しています。
大和ハウスグループは
持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています
※ 掲載内容は、取材当時(2024年3月)の情報です。
目的に合わせた事業用施設の建設をトータルプロデュースします。