ホスピタルサービス様では、「医療を通じて社会に貢献する」をテーマに事業活動を行われており、レジリエンス性を強化した社屋を新設されました。
十分な在庫を保管できる倉庫スペースを備えたことで物流を効率化し、協会員である京都医療機器協会と京都府が締結した「災害時における医療用品等の供給に関する協定書」に基づき、災害時には迅速な出荷体制を維持する防災拠点として機能します。
大容量の太陽光発電設備の採用により『ZEB』(※)を達成し、さらに蓄電池を採用することで停電時の事業継続性を確保しています。
※ 省エネ50%以上。かつ、再エネを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減した建物
グループ会社の建物を大和ハウスに建設してもらったことがあり、安心してお任せできる信頼がありました。
当社の「医療の一旦を担う企業として、社会に貢献したい」という思いをくみ取り、カーボンニュートラル社会実現への貢献や、停電時にエネルギーを自給自足するレジリエンス性だけでなく、省エネ性と快適な室内環境を両立することで働きやすい環境整備につながるZEBを提案いただき、新社屋・新倉庫を実現できました。
エネルギー消費量が最も大きい空調の省エネがZEB化への一番の課題と捉え、設計を進めました。
高性能の断熱材や窓、全熱交換器を取り入れ、消費電力が低い高効率の空調室外機を採用しました。また、昼間の外光を利用して執務室内の照明を調光する昼光センサーも採用しています。これにより、ZEBを実現することができました。
屋根と天井の両方に高い断熱性をもたせ、全熱交換器、高効率な空調室外機を採用することで空調エネルギーを大きく削減するとともに、事務所の執務空間の快適性を確保しました。
太陽光発電システム(107.89kW)と蓄電池(35.38kW)を導入することで、停電時に防災拠点となる一部執務室の照明やコンセントなどの操業(一日程度)を可能にし、事業継続性を確保するとともに、『ZEB』を達成しました。
大和ハウスグループは
持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています
※ 掲載内容は、取材当時(2024年11月)の情報です。
目的に合わせた事業用施設の建設をトータルプロデュースします。