大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

四国電気保安協会 本部・香川支部

  • 事務所
  • Nearly ZEB
  • 太陽光発電・EV連携
  • 延床 2,942m2
  • 竣工 2023年
  • 四国エリア

災害時には当協会の災害対策本部となる施設として、大容量(72.9kW)の太陽光発電設備と蓄電池(35.3kWh)により、24時間の電源を確保することができます。また、EV(電気自動車)充電設備の有効な使用方法の検証のため、3種類のEV用充電器(一般充電・急速充電・V2B(※1))を導入しました。

大規模災害発生時における防災拠点としてのレジリエンス機能を維持しつつ、環境面への配慮を目的とした設備を導入し、「Nearly ZEB(※2)」を実現しました。

  1. ※1 「Vehicle to Building」の略でEVとビル・施設の間で電力を相互に供給するシステム
  2. ※2 省エネ50%以上。かつ、再エネを加えて、基準一次エネルギー消費量から75%以上削減した建物

オーナー様の声

老朽化とBCP対策のため、大和ハウス工業様にご紹介頂いた土地に移転することとなりました。新社屋は災害発生時に活動拠点となる公共性の高い施設ですが、ZEB化により停電時のエネルギー供給源が増え、レジリエンスを強化できました。また、設備の導入事例紹介や現地見学会の開催など、当協会の取り組みをアピールできるようになりました。

四国電気保安協会 本部・香川支部
ご担当者様

当社担当者の声

本案件は、災害時に電気復旧のための災害対策本部となるため、V2Bシステムを採用しました。V2BはEVの電気を建物に送るため、どの設備に電力を供給するかについて、お客さまと決めていきました。また非常時に対応するため、高効率空調機や照明制御などの設備を導入した省エネにより、必要な電力を抑えています。

塩田 盟矢

四国支社 設備技術部
塩田 盟矢

ZEB実現のための技術

断熱・遮熱ガラスを用いた明るく快適な執務環境

断熱・遮熱ガラスを用いた明るく快適な執務環境

ルーバーで日光による負荷を低減し、居室はCO2センサー付きの全熱交換器を採用して空調エネルギーを削減。その他の換気はCO2センサーや温度センサーによって、空調負荷や消費電力を抑えています。

太陽光発電&EV連携システム(V2B)

太陽光発電&EV連携システム(V2B)

大容量(72.9kW)の太陽光発電設備で発電した電気を蓄電池(35.3kWh)と、EVのバッテリーに貯めることで、自家発電電力を効率的に使用します。V2BはBCP対策として、災害時には必要な電力を創エネで確保できます。

SDGsへの貢献

  • 省エネ性を高める外壁の断熱、高効率空調機、照明の自動制御や、BEMSと、効率的に再生可能エネルギーを利用できる太陽光発電と蓄電池を採用しました。
  • 災害時対策本部の電力確保のための非常用発電機に加え、大容量の太陽光発電システムと蓄電池を設置し、レジリエンスを強化しました。
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 11 住み続けられるまちづくりを 13 気候変動に具体的な対策を
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

大和ハウスグループは
持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています

基本情報

所在地
香川県高松市
竣工年月
2023年8月
建物用途
事務所
構造(階数)
鉄骨造(3階建て)
建築面積
1,184m2
延床面積
2,942m2
ZEBランク
Nearly ZEB
一次エネルギー削減率
創エネ含まず 70%
創エネ含む 85%
補助金
令和4年度 レジリエンス強化型ZEB実証事業

※ 掲載内容は、取材当時(2024年3月)の情報です。

ZEB施工事例一覧にもどる

大和ハウス工業が手掛ける
事業用施設のご紹介

目的に合わせた事業用施設の建設をトータルプロデュースします。

WEBご相談
フォーム

目的に合わせた各種施設の建設をトータルプロデュース

ZEBについてのご相談はこちら

大和ハウス工業オフィシャルサイトトップ

個人のお客さま

住まいを探す

大和ハウスグループの住まいを探す

(土地情報 / 新築・中古一戸建て / 新築・中古マンション)

法人のお客さま