ZEB(ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)も大和ハウス工業
ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼ばれています。
快適な室内環境を保ちながら、省エネと創エネにより、「建物で消費する年間の一次エネルギーの消費量を正味(ネット)でゼロにすることを目指した建物」のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、使うエネルギーを省エネで減らし、そして創エネでつくることで、従来の建物で必要なエネルギーを100%削減することができます。
建物のエネルギー消費量をゼロにするには、大幅な省エネルギーと、大量の創エネルギーが必要です。そこで、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、4段階のZEBシリーズが定義されています。
「ZEB」はZEB Ready、Nearly ZEB、ZEB Orientedを含めた広い概念を表すものであり、狭義の「一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの建築物」の意味で用いる場合には『ZEB』と表現されます。
では、なぜ建物をZEBにする必要があるのでしょう。
SDGs、カーボンニュートラル・・・世界の社会課題を解決し、サステナブルな社会を目指すためのさまざまなキーワード、いくつご存じですか?
企業にとってこれらのキーワードの実践は、社会から評価され、信頼を得るためにいまや避けては通れないファクターとなっています。
サステナブルな企業経営や、建物運営の中で、こんな課題を抱えていませんか?
大和ハウスグループは、企業の価値を高め、社会課題の解決をめざす建物の環境配慮ソリューションをご提案しています。
ZEBには、エネルギー消費量を削減できる他にも、建物のオーナー様、働く方、建物を利用する人など様々な立場の方にとって、多くのメリットがあります。
国は2030年までに「新築建築物の平均でZEBを実現する」ことを目指しており、ZEB拡大のための補助金制度を運用しています。
補助率はZEBのランクにより異なりますが、補助金を活用することで、コストアップを抑えて省エネで快適な建物を建てることができます。
当社グループでは、2013年からZEB実証事業などに積極的に取り組み、2023年にも2件の採択を受け、累計で採択件数は25件となりました。国の補助金を活用した実績から得た知見を活かし、補助金を活用したZEB提案にも対応しています。
当社は、2018年にSII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)による「ZEBプランナー」に登録しています。
補助事業は「ZEBプランナー」の関与が交付要件として定められており、我々は補助金制度を活用されるお客様への対応が可能です。
当社は、SIIによる「ZEBリーディング・オーナー」に登録しており、自社施設のZEB設計により蓄積したノウハウを活かしたZEBをご提案いたします。
大和ハウスグループのZEB
大和ハウスグループは「ZEB(ゼブ:ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の
トップランナーとして環境負荷”ゼロ”の社会を目指します。
目的に合わせた事業用施設の建設をトータルプロデュースします。