24時間365日、好きなだけ音楽を聞いたり、楽器を弾いたりできる部屋が自宅にあったら…。
そんな憧れを描いたことはありませんか?「防音室」なんて贅沢だと感じるかもしれませんが、
わが家に一室あれば、暮らしの楽しみ方が大きく広がっていきます。
仲間とのセッション、ミニコンサート…防音室のある暮らし
突然ですが、あなたは音楽がお好きですか?配信で好きな曲を聞きながら通勤したり、部屋にBGMを流したり、カラオケで熱唱したりと、さまざまな形で音楽に親しんでいる人も多いのではないでしょうか。一方で、楽器の演奏となると途端にハードルが高く感じられるのは何故でしょう。理由の一つは、住まいと音の問題ではないかと思います。
楽器はコツコツ練習を続けてこそ上達しますが、近隣のお宅や一緒に暮らす家族への迷惑を考えると、なかなか自宅で自由に練習するという訳にはいきません。学生時代はバンド活動に精を出していたのに、社会人になってからはめっきり練習の機会が減ってしまったという人も多そうです。
そんな人のために大和ハウスがご提案しているのが、ご自宅に防音室をつくること。音の問題をクリアできれば、仕事終わりの深夜でも、家族が寝静まった時間でも、ふと目覚めた早朝でも、好きな時間に音楽に向き合えます。
思い立ったタイミングで楽器を手に取って奏でられるだけでなく、レコードやミュージックビデオ、そして映画も、上質な音で堪能できます。ある程度の広さを確保すれば、バンド仲間で集まって音合わせをしたり、人を招いてミニコンサートを開いたりもできます。
そんな毎日は贅沢な夢だと思われるかもしれませんが、大和ハウスでは新築と同時に防音室を実現されたご家族が累計約3,000世帯もいらっしゃいます。今回は、ジャズが好きな家族を想定してご提案している大和ハウスの展示場を例に、わが家で思い切り音楽を楽しむライフスタイルをご紹介します。
長年の夢を叶えた音楽一家の住まい像
ダイワハウス岡崎xevoΣ PREMIUM展示場(愛知県岡崎市)は、アクティブシニアの親世帯と、その息子家族の二世帯同居を想定した展示場。ジャズの街として有名な岡崎市で、音楽好きな一家という設定です。― 例えばこんな物語を、あなたも描いてみませんか?
STORY
60代の父と母は昔からのジャズファンで、自身もギターやドラム、トランペットなどを演奏する週末ミュージシャン。父は1970年代のニューヨークをバックパックで旅し、音楽の殿堂アポロシアターでジャズの洗礼を受けたのだとか。帰国後はバンド活動を通じて出会った女性(つまり、母)と結婚し、仕事と子育てに忙しい数十年を過ごしてきました。
セミリタイアと二世帯住宅の建築をきっかけに、憧れのジャズクラブをわが家に実現。新築するなら自分たちが温めてきた夢をかなえ、これからの人生を充実させる家にしたいと考えました。
息子の家族とは同居しながらもそれぞれの生活を確立させたいと、2階建ての1階を親世帯、2階を子世帯として住み分けることに。父と母は、1階の一角に「ジャズドラム室」をつくりました。
ジャズドラム室にはご覧の通り、小上がりになったステージがあり、ライブハウスの気分に浸りながら演奏ができます。ステージにはレンガ調のタイルを敷き、ジャズクラブの照明を思わせる青い舞台照明を入れるこだわりよう。床には音の跳ね返りを和らげるカーペットを敷きました。
特筆すべきはステージの両サイドにある黒い柱のようなもの。これは音の反響を調整する「コーナーチューン」です。三角形の吸音材が低音から高音までのバランスを整え、響きに心地よい余韻と深みを与えてくれます。
ウッディな化粧材で壁・天井を囲み、特別感のあるステージ。奥に見える黒い柱のようなものが、大和ハウスが特許を取得した音響アイテム「コーナーチューン」です。
「コーナーチューン」は表面の扉の開閉によって音の響き方を調整できる優れもの。部屋の用途などに合わせて設置個数を増減することもできます。
ステージの床にはクラシカルなレンガ調タイルを敷きました。
奥行きのあるソファは、ゆったりと体をあずけて座ったり、寝転んだりもできるタイプ。
舞台照明に照らされた奥の壁は、実はスクリーンになっていて、ライブ映像などを投影できます。大画面で鑑賞するうちに気分が乗ってくれば、すかさずギターを手に取り、憧れのミュージシャンとセッションすることもあります。
趣味の音楽を通じて家族や社会とつながる
父と母のこだわりを詰め込んだジャズドラム室は、トランペットなどの金管楽器や、ドラムやギターを思いきり演奏しても、外への音漏れがほとんど感じられない仕様「奏でる家+(プラス)」です。大和ハウスの防音室は演奏したい楽器や周辺環境などに合わせてグレードを選べるのですが、心置きなくドラムを叩きたいと考えた父は、最も防音性能の高い仕様を選びました。
本格的なジャズクラブがそうであるように、この家にも「前室」が設けられています。前室の役割は出入口の防音性を高めること。そして、観客席に至るまでの行程でオーディエンスの期待感を高める効果もあります。
そう、この防音室は演奏を楽しむだけでなく、お客さまを招いてライブを披露することも考えられているのです。
玄関ホールから格子越しに見える、ジャズドラム室へのアプローチ。部屋の奥ではどんなドラマが待っているのかと期待が高まります。
前室の手前のアプローチにもジャズレコードのコレクションを飾っています。壁にはオリジナルのネオンサイン。
前室にはジャズフェスティバルなどのポスターが展示され、まるでギャラリーのよう。写真右のドアがジャズドラム室への入り口です。
バンド仲間やライブを観に来てくれる地域の人々、そして2階に暮らす息子家族。ジャズドラム室にはいつもいろんな人が訪ねてきます。父と母はこの部屋を軸にして周囲の人とつながり、セミリタイア後の人生を満喫しています。
【番外編】観葉植物と一緒に暮らす家
音楽を愛する父と母は、植物好きでもありました。その影響を受けて育った息子と家族も、もちろん植物好き。「新居にほしいものリスト」の上位には、「室内で上手に観葉植物を育てられるスペース」が挙げられていました。
ホールを飾るシンボルツリー
親世帯と子世帯をつなぐ階段のそばには、樹形のユニークなドラセナと下草を植え込んだ大型鉢を置いています。トップライトから吹き抜けを通って自然光が届く、観葉植物にとっては絶好の置き場。夜は照明の光を受けた葉っぱが美しい影を落とし、ドラマチックなシーンを演出します。
植木鉢を入れるスペースを設けたロースタイルリビング
親世帯のリビングは床の高さを36cm下げたロースタイル。造作のソファの背もたれと掃き出し窓の間は、色とりどりの観葉植物で埋め尽くされています。植木鉢をすっぽりと入れ込めるスペースをあらかじめ設けているのです。万一枯れてしまったら鉢ごと取り替えられるので、楽に維持管理できます。
床レベルを一段下げたリビングは、いつまでもそこに居たくなるような落ち着いた空間。ソファの後ろの観葉植物が華を添えています。
鉢植えを取り出すと、こんな感じ。掃き出し窓からの自然光を浴びて元気に育っています。
キューブ状の大型鉢をバルコニーに設置
子世帯のバルコニーには大型鉢をいくつも取り入れて、南国風のグリーンを植えました。モルタル風のグレーを選び、外壁の色とコーディネート。建築の一部のように見せています。
室内とバルコニーのグリーンを重ねて、内と外の感覚を曖昧に。
ダイワハウス 岡崎xevoΣ PREMIUM展示場がご提案するライフスタイルはいかがでしたでしょうか。ご紹介したほかにも見どころがたくさんありますので、お近くの方はぜひお立ち寄りください。 また、防音室を設けた展示場は全国各地にあります。楽器演奏体験なども可能ですので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
ダイワハウス 岡崎xevoΣ PREMIUM展示場
TEL/0564-33-7811
住所/愛知県岡崎市昭和町字木舟25 岡崎中日ハウジングセンター内