仕事に、家事に、毎日忙しい共働き家族。
夫妻で家事をシェアする意識はありつつも、
妻の家事負担はまだまだ大きいようです。
その原因は、「名もなき家事」にあるかもしれません。
今回の「いえのなかのぼやき妖怪ずかんラリー」は、
「名もなき家事」を知るきっかけづくりとして開催されました。
このレポートでは、イベントの様子と合わせて、
「名もなき家事」とは?「ぼやき妖怪」とは?もご紹介。
家族で楽しく家事シェアできる気づきが見つかるはずです。
掃除、洗濯、料理ではない、「名もなき家事」とは?
家事として誰もが認識しているのは、掃除、洗濯、料理など。これらをシェアしている共働き家族は多いかもしれません。 一方で、脱ぎっぱなしの服をクローゼットにかけたり、いらないチラシを捨てたり、ティッシュの空箱を捨てたりといった「名もなき家事」も実は数多く存在しています。ダイワハウスの調査では、この「名もなき家事」の9割近くを妻が担っていて、妻のストレスを増やしていることがわかりました。
「名もなき家事」から生まれた「ぼやき妖怪」とは?
そこでダイワハウスでは、「名もなき家事」を家族で効率的にシェアできる家として「家事シェアハウス」を提案。さらに、子どもが家事により楽しみながら参加し、夫の家事への意識も変えられるよう、「名もなき家事」を妖怪化しました。それが「ぼやき妖怪」です。
フクヌギッパやペーパーカラカラ、フトンソノママ…。そんな名前も姿も面白い「ぼやき妖怪」を通して、「これも家事なんだ」「この妖怪を退治しよう」といった気づきやコミュニケーションが生まれる。そして、「名もなき家事」に家族全員で楽しく取り組むことで、家族がもっとハッピーになる。そのきっかけづくりに、「ぼやき妖怪」は活躍します。
全79種類の「ぼやき妖怪」を集めた絵本が発売。
2022年7月、さまざまな「ぼやき妖怪」を図鑑形式にまとめて、子どもでも絵本感覚で楽しく読める一冊が発売されました。それが『いえのなかのぼやき妖怪ずかん』です。編集を担当された仲地ゆいさんに、制作のきっかけやこの本に込めた思いをお伺いしました。
制作のきっかけは、ダイワハウスさんが提案する「家事シェアハウス」の取り組みとして「名もなき家事妖怪」を知ったことです。家の中にあるたくさんの「名もなき家事」を、子どもたちの大好きな妖怪に見立てる企画がとても面白いと感じました。私たちポプラ社が本づくりで大切にしている「子どもたちにいろんな楽しいことを届けたい」という部分にも共通していて、一冊の絵本にすれば「名もなき家事妖怪」の面白さをもっと広げていけると思いました。
完成した『いえのなかのぼやき妖怪ずかん』には全79種類の妖怪が登場します。この絵本を通して、「家の中にはたくさんの家事があるんだな」「今日はクツシタマルマルやセンザイキレッパを退治しよう」と子どもたちが家事に興味を持ってくれたらうれしいですね。そして、ママだけではなく、お子さまやパパも一緒にみんなで家事に楽しく取り組める。そんな家族が増えるきっかけになればいいなと思っています。
株式会社ポプラ社 仲地ゆいさん
子どもたちも興味津々で参加!
「ぼやき妖怪」のラリーイベントを開催。
この『いえのなかのぼやき妖怪ずかん』の発売を記念して、2022年11月3日から11月20日の間、イオンモール川口で「いえのなかのぼやき妖怪ずかんラリー」が開催されました。モール内の4カ所に潜む「ぼやき妖怪」を見つけることができれば、オリジナルステッカーをゲットできるイベントです。「ぼやき妖怪」を見つけた子どもたちは、その姿や名前に興味津々。家の中にたくさんの「名もなき家事」があることを楽しく理解している様子でした。期間中はたくさんの方が参加し、用意したオリジナルステッカーもすべて配布終了となり、大盛況でイベントを終えることができました。
さらに、イベント最終日の11月20日には「家族で楽しく家事シェア!トークイベント」も開催。2児のママとして子育て中のタレント・横澤夏子さんが登場し、家事シェアや「ぼやき妖怪」について、ご自身の体験を交えながら面白く語っていただきました。横澤さんが話す家事のあるあるに、観覧席のママさんたちが笑顔で共感されていたのが印象的でした。
家事を楽しくシェアして、家族の幸せを増やすために。
家族で家事を楽しくシェアすること。そして、家事を通して家族がもっとハッピーになること。そんな考え方が当たり前の未来を築けるように、ダイワハウスはこれからもさまざまな取り組みを続けていきます。