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和室の基礎知識 その壱知っておきたい和室用語

和室の基礎知識 その壱 知っておきたい和室用語

四季を楽しみ、自然を感じることを大切にしてきた日本の伝統的な住まい。
畳を敷き詰めた和室(本来の名称は「座敷」)は、障子や襖などの建具でゆるやかに仕切られ、
光や風をほどよく取り入れて快適に過ごすことができる空間。
用途に応じて仕切れるフレキシブルさもあります。
伝統的な和室に込められた知恵や工夫を知り、
現代にもその良さを生かして快適な暮らしや空間づくりに役立てましょう。

建築様式の歴史から知る、和室のスタイル

現代にも残る日本の歴史的建造物には、当時の文化や暮らしを反映した日本独自の様式や工法が見られ、現代の住まいにもそれらの伝統が受け継がれています。
そのスタイルには「寝殿造り」「書院造り」「数寄屋造り」の大きく3つに分けることができます。

和室の歴史と建築様式

寝殿造り
時代 平安時代の貴族が住んだ屋敷の様式。
特長 奈良時代の重厚さとは異なり、自然との調和を重視した、上品さや繊細さが特徴。中央に「寝殿」と呼ばれる屋敷の主人が居住する「主殿」があり、各部屋は長い廊下で囲われ、屏風やすだれで仕切られていました。邸内にもさまざまな樹木や池があり、常に自然を感じる佇まいは、和歌に代表される四季折々の豊かな自然を詠う文化は、風雅を尊んだ当時の貴族階級の美意識が生み出したものです。
書院造り
時代 室町時代から江戸時代の初めに成立した様式。
特長 書院とは書斎のこと。もともと「武家造り」とも呼ばれていたように、武士にとって大切な「書院」を建物全体の中心としました。書院造りでは「襖」、「障子」などの間仕切りが発達し、畳を敷き詰めた「座敷」、「付け書院」など役割別の部屋が誕生。床の間、角柱、そして雨戸、縁側、玄関なども書院造りから生まれ、現代和風建築の基本となっています。
代表的建築物 銀閣寺東求堂、園城寺光淨院客殿、西本願寺白書院、掛川城御殿、大分杵築藩家老「大原邸」、二条城二の丸書院など。
数寄屋造り
時代 安土桃山時代に生まれ、江戸時代以降に茶室から住宅様式として広がりました。
特長 千利休が確立した簡素で質素な茶室の意匠を取り入れ、書院造りと比べると、質素ながら自由、かつ洗練された印象があります。丸みを残した面皮柱、左官による土壁仕上げ、デザインを工夫した襖や障子など職人の高度で粋な技術が見られます。
代表的建築物 桂離宮新御殿、修学院離宮、伏見稲荷大社御茶屋(重要文化財)、曼殊院書院など

和室のスタイル

真・行・草のスタイル

「書」には、点や画を正確に書いた「楷書(真書)」、楷書を崩した「行書」、さらに崩し、点や画を省略した草書という3つの書体がありますが、同じように「座敷」のデザインも「真・行・草」に分類し、格付けされてきました。

「真」の座敷は武家の建築様式だった「書院造り」の座敷にあたり、儀式や接客を行う公の場として江戸時代のはじめに確立。それに対し、「草」の座敷は「数寄屋(茶室)」にあたり、小規模な書院造りの座敷に茶人が工夫を加えたもの。「行」は書院造りと茶室の間にあたります。

格式のある「真」の和室

堅苦しくなく、落ち着きのある「行」の和室

自由度の高い「草」の和室

知っておきたい、和室を構成する要素

伝統的な和室を構成する要素の名称を知っておきましょう。

床の間(とこのま)

座敷(和室)全体を特徴づける重要なスペースで座敷の顔ともいわれる。

欄間(らんま)

座敷と座敷、座敷と縁側の境の鴨居の上部に、透かしや装飾を施した板などをはめ込んで、空間をゆるやかに仕切る。

長押(なげし)

柱と柱を水平につなぐ部材。本来は構造材であったが、工法の変化により装飾材となった。鴨居の上に取り付けられる内法(うちのり)長押、天井に接する天井長押、柱の下端をつなぐ地長押などがある。

鴨居(かもい)

開口部の上部の横材。襖や障子などの建具を入れるための溝が付けられている。この溝がガイドになり、下の敷居の溝とセットで建具をスライドさせて開閉する。

敷居(しきい)

開口部の下端の横材で、建具を立て入れる溝がつけられている。上部の鴨居とセットで、襖を溝の中をスライドさせて開閉する

小壁(こかべ)

鴨居の上などにある、狭い壁のこと。

敷居はその家の象徴とされ、世間と家、部屋と廊下などを隔てる結界(境界のこと)の役目があります。「敷居をまたぐ」といいますが、それを踏むことは家や家人を踏みつけることとされます。また、「敷居が高い」とは“高級すぎて入りにくい”という意味ではなく、“不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい”という意味です。

床の間とは

座敷(和室)に見られる座敷飾りのひとつで、「ハレ」の空間である客室の一角につくられ、季節や行事にちなんだ掛け軸や花を飾り、来客をもてなします。床の間の前は上座となり、主客などその場の中心となる人が座る場所となります。
正式な床の間は「床の間」「違い棚」「書院(付け書院)」の3点セットで構成されますが、違い棚、書院を省略する場合もあります。

床の間の基本用語

落とし掛け(おとしがけ)

床の間の上部の小壁を受け止める横木。座敷の格により桐材や杉材、竹などが使われる。一般に座敷の長押、鴨居の高さより上の位置に取り付けられる。

黒檀落とし掛け・杉落とし掛け・刀刃(はっかけ)

下げ束(さげづか)

床の間の小壁や天袋の襖の戸当たり部分に設ける短い垂直材のこと

付書院(つけしょいん)

床の間と縁側の間に設けられる座敷飾りのこと。当初は明かりの入る外部に面して造り付けた文机だったが、後世になって床の間に組み込まれた。

立足束(たたらづか)

床を支えるための束。

床框(とこかまち)

床の間の前に配置する化粧の見切り横木で、塗框と素地框がある。角材、丸太、竹など多様な樹種が使われる。床の間の見せ所の一つ。

床板(とこいた)/床畳(とこだだみ)

床板は床の間の地板のこと。格式の高い”真”の座敷では畳を敷いた床畳となる。

框床(本床)※畳床・踏込み床・框床(二段床)

廻縁(まわりぶち)

天井と壁が接する部分に納まりのために取り付けた見切り部材のこと。

無目(むめ)

溝のない敷居や鴨居のこと。

天袋(てんぶくろ)

小さな襖仕立ての物入れ。棚の上部に造り付けられる。小襖に絵を描いたり、装飾が施されたり、引手の意匠をほどこされ、見所となる。

長押(なげし)

柱と柱を水平につなぐ部材。

床柱(とこばしら)

床の間を構成する中心的な化粧柱。"真"の床の間では檜、松、けやき等の角柱、"行"では杉の柱、"草"では皮付き丸太や自然木等を用いるなど、床柱により座敷の格式を表す。

北山杉絞り丸太・北山杉麿丸太・黒檀甲丸(こくたん)・黒檀角柱(こくたん)・紫檀甲丸(したん)・欅甲丸(けやき)・欅角柱(けやき)・楓甲丸(かえで)・花梨甲丸(かりん)

違い棚(ちがいだな)

書院造りの床脇の代表的な意匠で、2枚の棚板を段違いに張りだし、海老塚(えびづか)でつなげた棚。

地袋(じぶくろ)

棚の下部に造り付けた物入れ

前板(まえいた)

床の間の前に入れた板畳。

現在のモダンな和室では…

飾り床を取り入れた提案も

近年は「もっと自分らしい和の空間を楽しみたい」というご要望から、床の間のついた本格和室だけではなく、「飾り棚」を取り入れた空間も人気です。
和室だけでなく、リビングに面したタタミコーナーや玄関ホールのニッチ等、「和」を楽しみたいちょっとした場所に使うことで、こだわりの空間をつくることができます。

幕板タイプの、床と飾り棚に黒を効かせたモダンな和空間

小さな飾り棚を設けた、
付床柱タイプのシンプルでナチュラルな和空間

けやき色の床板に北山杉麿丸太の床柱を合わせた
垂壁タイプのアジアンテイストな和空間

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