アスピーテラインをはさんだ八幡平ビジターセンター向い側に広がる大沼と湿原はミズバショウ、コバイケイソウ、ワタスゲなどの湿原の植物が季節ごとに花を咲かせる。アスピーテラインのすぐ横にあり、30~40分で巡ることができる自然探勝路が整備されているので、気軽に湿原の植物を観察することができる。八幡平周辺にある湖沼の多くは火山活動でできたものだが、大沼は断層の陥没箇所に水がたまってできた断層湖といわれている。
オンドル(地熱での床暖房)のある湯治場として古くから知られる。箱蒸し風呂や泥湯などがある。周辺には1周約40分の自然研究路が整備され、日本一の規模と言われる泥火山や大湯場などの火山現象を間近で観察できる。後生掛温泉から玉川温泉までは焼山を縦走する4時間程度の後生掛~玉川自然探勝路ルートがある。
アスピーテラインから少し入った標高1,100mに位置する一軒宿。八幡平最古の湯で開湯は約300年前。雄大な景色の中に露天風呂や地熱を利用したオンドル浴がある。