島根県松江市美保関町にある
青石畳通りがライトアップされるイベント
「陰翳礼賛(いんえいらいさん)・青の共演」へ
行ってきました。
えびす様の総本宮として知られる美保神社から、
国指定重要文化財の仏像を有する仏谷寺までを結ぶ
約250メートルの参道を「青石畳通り」と呼びます。
美保関町はかつて北前船の寄港地として栄えた町、
物資の積み降ろし作業の効率化のため
周辺の海から切り出した石を敷き詰めて整備された街路です。
雨の日には、それらの石がうっすらと青色に変化することから、
その名が付きました。
車が1台ギリギリ通れそうな小路の両脇には、
国登録有形文化財にも指定される老舗旅館や旧家などが立ち並び、
レトロな雰囲気が残ります。
そんな通りを舞台としたライトアップイベントは、2015年
に初めて行われ好評だったことから、毎年行われる予定のようです。
ノスタルジックな小路を優しい灯りがほのかに照らし、
独特の風情を醸しだしています。
灯籠には美保関の海や月をイメージした藍染めが施され、
そこに関乃五本松節の歌詞や青石畳通りを讃えた歌などが
書かれています。
藍染めの藍(あお)と青石畳通りの碧(あお)、
イベントタイトルにある「青の共演」とはここから
ネーミングされているようです。
この日はイベントの初日ということもあり、
オープニングイベントとして「観月祭 ~雅楽の調べ~」も
同時に行われていました。
十六夜の月夜に雅楽の生演奏と
月見団子の振舞い(先着約100名)が行われ、
団子に舌鼓を打ち、日本古来の伝統芸能を
楽しむ人たちの姿がありました。
この日は残念ながら、月は雲に隠れていることが多かったのですが、
雲の隙間から時おり顔をのぞかせる月と雅楽の共演も良いものでした。
青石畳通りは海のすぐそば。
帰り際には、漁港に灯るあかりと月の共演も楽しめました。
こんな光景も港町ならではですね。
ライトアップイベントは、
2016年9月16日~11月26日の金・土・祝前日に行われています
(日没~21:00頃まで、雨天時はライトアップ中止の場合あり)。
また、期間中は青石畳通り周辺でコンサートなどのイベントが
行われる日もあります。
青石畳通りの近くには美保神社や関の五本松公園などがあり、
観光も楽しめます。
機会があれば、皆さまも風情ある街並みのライトアップを是非お楽しみください。
●青石畳通りの詳しい情報はコチラ●
美保関地域観光振興協議会公式ホームページ
別荘地から約40.1km
撮影日:2016/9/16
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