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スタッフからの現地便り

荒天の屋久島山行記・登頂編

  • 更新日:2024年05月09日
  • カテゴリ:自然観察
皆さまおはようございます。
霧島担当の石垣です。

昨日に引き続き屋久島山行記の2日目です。


6:40頃・ヤクシマサルに出会う

すっかり寝坊してしまいました。
耳栓のおかげでぐっすりと眠れましたが
3時頃に起きて5時には登り始めよう
なんて思っていたら起きたのは5時前でした。
急ぎ支度をして6時に淀川小屋を出発。


7:20・小花之江河到着。

寝ている間に大雨だったようで
道はとっても滑りやすくぬかるんで
もの凄く歩きにくいですが


こんなツルツルの岩場を下りたり…


こんなゴツゴツの岩場を登ったり…

まだ雨が降っていないだけありがたい。
寝坊の御かげかな?
なんて思っていたら大間違いでした。


8:30・投石平到着

出発してから2時間半程で
小屋から山頂までの丁度中間地点に到着
ここらで一気に天候が急変します。
ご覧の通り真っ白です。風も出てきました。



樹林帯へ駆け込み、雨具に着替え
ついでに食事と水分を摂り
体を乾かし温め直します。



一番心配だったのは「雷雲」に襲われる事。
そーなったらもう登山どころではありません。
音や光が現れたら速攻で
(山を)下りる!(小屋へ)逃げる!(計画を)諦める!
と、世紀末の聖帝様もびっくりのスピードで
折り返すつもりでした。
30年ほど前、北アルプス・剱岳で
雷雲に包まれた事がありますが
それはそれはもう怖かったです。


10:30・山頂直下にいた「サワガニ」

幸いにも雷が来る様子はなく
コツコツと登り続けたおかげで
無事登頂。誰もいない貸切状態です。


10:50・宮之浦岳山頂にて

写真を撮ってくれる人が誰もいないので自分で撮ります。
もちろん道中では10名ほどの方と行きかいましたが
皆あまりの荒天のおかげで
証拠写真だけ撮ってすぐに下りてしまうのでした。


12:30・平石岩屋にて

下山中もずっとこんな感じの天気です。
道を間違えないようにしっかりと
確認しながら今日の目的地・新高塚小屋を目指します。



標高1,600mくらいまで下りてくると樹林帯の中へ。
ここまで来れば雷の心配も一気に減ります。


14:30・新高塚小屋到着

14時過ぎに2日目の目的地・新高塚小屋へ到着。
雨も風も落ち着き、とても居心地の良い雰囲気です。
濡れたカッパやザック(リュック)を乾かし
食事を摂り、寝床を用意していると…
続々と登山者が到着しはじめ
40名収容できる小屋はたちまちいっぱいに。


小屋の中は人と荷物でいっぱい

テント泊の方も含めこの日は
80名くらいの方がいたのでは。

そして半年前と同じく、全国から訪れた方々との
楽しいお話しに盛り上がるのでした。
信州から来られていた皆さま
バーボンは美味しかったですか?
ではまた!

鹿児島県「屋久島」
当分譲地から約270km
2024年4月・筆者撮影

担当スタッフ紹介

物件担当スタッフ写真

白井 清仁

霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。

物件担当スタッフ写真

石垣 潤

出身・名古屋。1998年に入社以来、愛知・神奈川・熊本・宮城・福島・大阪・愛媛・東京・栃木と、各地で経験を積んでまいりました。皆さま是非宜しくお願い致します。

 

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