お正月のおせちの煮物に欠かせない金時ニンジンは、年末が近くなるとスーパーの店頭に並び始めます。
この金時ニンジン、実は香川県が生産量、流通量を占める割合ともに全国1位。
同じく坂出市の特産品である「金時イモ」「金時ミカン」の3つと合わせて“坂出三金時”と呼ばれているそうです。
ニンジンには東洋系と西洋系があり、一年を通して私たちがよく見るオレンジ色のニンジンは西洋ニンジン。
金時ニンジンの原産地はアフガニスタンで、香川県では昭和8年頃に栽培が始まったそうです。
昭和46~49年には米の生産調整を受けて水田の畑地化が進み、その中でニンジン畑も飛躍的に増え、全国的に有名な産地に成長していきました。
金時ニンジンは東洋系で、西洋ニンジンに比べ肉質が軟らかくて甘味が強く、ニンジン独特の土臭さが少ないという特徴があります。
サラダやジュースなどの生食、炒め物、煮物など、どんな食べ方でもおいしく食べられるそうです。
また、金時人参の赤色はトマトの色素と同じリコピンで抗酸化作用が高く、生活習慣病に対する予防効果があると最近の研究で明らかにされています。
西洋ニンジンと比べてビタミンB1は1.4倍、ビタミンCは2倍、食物繊維は1.4倍。ビタミンA、リノレン酸も多く含まれているそうです。
お正月だけでなく、年中食べたい健康野菜ですね。
※写真使用料及びロイヤリティフリー素材写真を使用。
引用先サイトは、香川県観光協会公式サイト うどん県旅ネット
(http://www.my-kagawa.jp
品名:坂出金時人参、をダウンロード使用。
■ロイヤルシティ佐田岬リゾートから香川県坂出市まで約216km(車で約3時間11分)