西日本最高峰の石鎚山は、日本百名山、日本百景として美しい山容や豊かな植生など、さまざまな分野で高く評価され、1年を通してたくさんの人が訪れている山です。
同時に日本七霊山のひとつとされ、古くから信仰の対象として崇敬を受けてきた山でもあります。
山岳信仰の山である石鎚山では毎年7月1日から「お山開き」と呼ばれる祭礼が開催されています。
お山開きの間には「お山詣り」や「石鎚導者」と呼ばれる白装束の信者や登拝者が全国各地より集まり、数万人を数える人々山はで活気に満ち溢れます。
6月30日早朝に「仁」「智」「勇」の三体の御神像が麓の石鎚神社の口之宮本社を出発。
石鎚山麓の里々で御旅所祭を斎行しながら成就社へ向かい、7月1日の朝に御神像が信徒に背負われて頂上社へと出御することでお山開きの行事は幕が切って落とされます。
祭礼が行われる10日の間、山には法螺貝の音色や鈴の音、「ナンマイダー」という信者の声が響き渡り、山全体が荘厳な空気に包まれます。
昔はお山開きの10日間は女人禁制とされていましたが、現在は7月1日の一日のみとなり、女性にも解放されています。
信者でなくてもお山開きの期間に山を訪れることはできるので、山を愛する人、祭礼の雰囲気を感じてみたい人、祭礼に参加してみたい人、いろいろな立場で石鎚山の祭礼に触れてみてはいかがでしょう。
また違った石鎚山の魅力に気づくのではないかと思います。
※写真使用料及びロイヤリティフリー素材写真を使用。
引用先サイトは、愛媛県公式観光サイト いよ観ネット
(http://iyokannet.jp)
品名:石鎚山、をダウンロード使用。
■ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約148km
(車で約3時間42分)