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全区画温泉付!別府湾を望む、海辺のスローライフ。別荘、定住どちらも楽しめます。
10月16日、前夜の観月祭に引き続き、妹二人と、『若栄屋』さんの 『北の丸能舞台』にて、『うれしの御膳』と能楽の夕べを 楽しみました。 午前中は、農業文化公園で遊び、カミさんへのお土産、 安心院のヌーヴォー確保、お昼は、国東半島巡りの『銀たちの郷』で、 太刀魚定食に土産の海産物など購入、真玉方面へ半島を3/4ほど周回した
ところで、Uターン、『若栄屋』さんへと向かいました。
本館1階で、夕方5時過ぎに、早めの『うれしの御膳』です。 いつもの鯛のアラ炊きの代わりに、豊後牛のロースがついています。
我々の座席の斜め向かいに、あな懐かしやのご夫婦が着座されました。 初代杵築リゾートの管理人を勤めていただいた、H氏です。 『若栄屋』さんとは、姻戚関係があると聞いていましたので、 ひょっとしたら会えるかなと思っていましたら、300名近くの 来場者の中で、まさか目の前に座られるとは、でございます
しばらく、歓談しまして、82歳になられるという、若さの秘訣 みたいな話から、詩吟「淡窓伝光霊流」の8段、とのことで、 奥様の方が今は実力が上らしく、九州でも1・2位を争うほどの、 喉前?らしいといった話で、盛り上がりました。
◆定番の『鯛茶漬け』でございます。
食事後、館内を案内、北の丸の能舞台に入館、着座しまして、 開演を待ちます。
◆離れの『北の丸』玄関ですう。
6時過ぎより、前説から始まり、『橋弁慶』のあらすじから、 様々な能楽についてのお勉強を、楽しませていただきました。 淡々と、一方的に能舞を見せる手法でなく、面白さを伝え、 興味を喚起させるといった、能楽のすそ野の広がりまで意識した、 今流の能楽の世界戦略なのかもですね。
◆前説さんの、能についての興味深い紹介説明が始まりました。
「普通の能舞では、面をつけて舞うのですが、小面(こおもて)は ご存知でしょうか? 白塗りの無表情のアレですね。 シテ方(舞師)は、喜怒哀楽を表現するとき、小面の下でどんな表情で 舞っているのでしょう? 答えは、やはり無表情なのです。 すべて面差しの角度や体の傾き、手振りなどで、表現しているのです。 せっかくですから、喜怒哀楽をみなさん一緒にやってみましょう。 さあお立ちください。」といったふうに、体験させることで、 一挙にその世界に引き込むのですね。 『怒』の表現の時に、右向け右の体勢から、顔だけキっと左向け左する のが、とても面白く、皆さんと同じ表情で、イリコもやってるのだなあ とか、これ、カミさんと何かあったときに、そっとやってみようかな! なんて思いました このあと、シテ方弁慶役の馬野正基先生や、囃子方さんらが、 やはり能楽のイロハを丁寧に、興味深く教えてくれました。 能舞の始まりです。『橋弁慶』では、面はつけません。 シテが弁慶ですので、皆が知る牛若丸中心の、千本目の刀をネラう 弁慶をやっつけるというストーリーではありません。 一連の安宅関の勧進帳までを意識した、弁慶が主役の描き方ですので、 むしろ、夜な夜な五条の橋で狼藉を働く牛若を懲らしめるべく対戦 する、といったストーリーも新鮮でした。 弁慶、なぎなたを飛ばされて、さぞや名のあるお方、とのことで、 名乗りあうと、「な・なんと源義朝がご子息!?」で、主従関係の 契りを交わす、というところで、能舞は終わります。
◆このカットは、関係各位のご協力のたまものでございます。
牛若役が、杵築でも有名な耳鼻科I医院の先代院長のお孫さん、 13歳とのことで、これもまた、杵築の能楽の将来は明るいなと 思わせるものでした。
ただ、能舞台開演中は、写真撮影ができませんので、華やかなシーンは 残念ながら、撮れませんでした。 やっぱ、写真は必要でしょう、とのことで、各位にむちゃぶりを 申し上げましたら、観光協会事務局長はじめ、観月能実行委員会の 下河原氏、シテ方の馬野先生、市役所秘書広報課の方などの、 温かいご協力をいただきまして、『広報きつき』11月号の表紙と 同じ写真を利用させていただくこととなりました。 ありがとうございました。
舞台終了後の皆さんとの記念撮影も欲しかったのですが、 地謡い方の到着が、東九州道の濃霧通行止めのため、1時間以上遅れ、 能舞が終わってすぐに、北九州に帰る二人の妹を杵築駅に送るべく、 あたふたと、写真撮影はもちろん、H氏夫妻にも挨拶なしで 失礼してしまいました。
慌ただしい二日間でしたが、それでも、観月祭、観月能と、 杵築の持つ魅力を堪能した、二人の妹から、「また遊びに呼んでね。」 とのことでございました ★杵築リゾートの資料請求はこちら★
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こばやし
岡山出身の美味しいものが大好きな食いしん坊です。よろしくお願いいたします。
サヨリ
杵築出身です。愛犬のあと毎日、城下町をお散歩しています。
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