山陰探検～大山テイクフォトツアー～

こんな星空ツアーは日本で初めて！？
記憶だけじゃなく記録に残る体験を

星空が美しいことで有名な県は山ほどあります。
田舎に行けば当たり前。
空気が澄んでいるし、外灯は少ないし。

だからこそ、観ることのできる天然のプラネタリウムなのですが、
それにあわせて各地域ではその星空を観察するツアーなんかもあり、
解説するガイドなんかも存在し、多くの方を喜ばせていますよね。
 

撮影は2016年3月15日　分譲地より約6.7㎞

ここ大山も同じ。

すでに写真を撮る人たちにとっては当たり前の
“美しい星空”なわけですが、実はここ大山で
考えられたちょっと変わった星空ツアーが
話題を呼んでいるのでご紹介します。

「大山テイクフォトツアー」。

テイクフォト？
ということは写真を撮るツアー？
写真教室？

何のことか、これではよくわかりませんが（笑）、
簡単に言えば「写真を撮るツアー」ではなく、
「写真を撮られるツアー」であるということ。

要は写真をする人のためのプログラムではなく、写真好き、
もしくは純粋に星空を楽しみたい人に、
さらに付加価値をつけて忘れられない体験を演出しようという企画で、
これがテーマにある「記憶だけでなく記録に残るツアーを」の
理由だったのです。

これがHPで発表されるや否や大反響で、
モニタリングのツアーとなる定員数の15名が半日もたずに完売。

元々は地域資源を活用した独自のオリジナルツアーを
提案したいとの思いからスタート。

その第一弾が、この星空ツアーであり、
「写真」の可能性を引き出すツアーとして
大きな注目を集めることとなりました。
 

上記4点の撮影はすべて2016年3月16日　分譲地より約4.6㎞

まず集まった参加者を星空がキレイなポイントへとエスコート。

そしてレジャーシートが引かれた場所へ横になり、
ガイドによる星座の解説が始まります。

実はギリシャ神話と出雲神話はとても似ていて、
そのほとんどが身近にある夫婦喧嘩や兄弟喧嘩、家族問題に、
不倫・浮気といったもめごとまで、すごくわかりやすい話ばかり。
それを星のうんちくもあわせわかりやすく解説してくれます。

ここまでは普通の星空ツアーと一緒。
しかしこのツアーの本番はこれから。

参加者全員がモデルとなり、カメラマン指示のもと、
それぞれのニーズにあわせた様々な写真撮影が開始されます。

この日は大人数だったため、
手渡されたペンライトを使っての思い出作り。

時には文字を書いたり、時には絵を書いたり、
はたまた映画の1シーンかのような風景を演出してみたり。
とにかく飽きさせず、参加者が「うわ～。楽しい」と思わせる仕掛けが
随所にほどこされているのです。

ここで撮影した一枚は、後日参加者のもとへプリントされて送付。
これが記録に残るというメッセージでもあったのですね。

撮影については、参加者の要望も聞き入れてくれるとのこと。
例えば、こんなロマンチックな写真だって
撮ってもらえるチャンスってことなんです。

上記2点の撮影は2014年5月12日　分譲地より約25.5㎞

 

上記写真の撮影は2012年8月5日　分譲地より約9.6㎞

ともあれ、参加者にとっては、受け身のツアーではなく、
いろんな体験ができるアクティブなツアー。

今後大山を代表するツアーになっていくことは
間違いないでしょうね。

今後は定番化されるだけに、
みなさんもぜひ体験されてみてはいかがですか？

問い合わせ先　
一般社団法人　大山観光局
　　電話　0859-52-2502
　　ホームページ　

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