海幸探訪～13年連続で1位を獲得した日本庭園　足立美術館～

アメリカの日本庭園専門誌
「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が、
日本国内の日本庭園1,000カ所以上を対象に実施した
「2015年日本庭園ランキング」で
見事1位を獲得した島根県安来市の足立美術館。

なんと、2003年の第1回から13年連続で1位に選ばれています。

今回は日本一美しいと評価された日本庭園を有する
足立美術館を訪れました。

日本庭園の話が先行しましたが、足立美術館は近代日本画を中心とした
美術館で、総数130点にのぼる横山大観の作品をはじめ、
北大路魯山人や河井寛次郎の陶芸など多くの美術品が
展示されています。

それに加え有名なのが、冒頭でも触れた広大な日本庭園で、
「枯山水庭」「苔庭」「寿立庵の庭」「白砂青松庭」「池庭」
「亀鶴の滝」の
6つのエリアからなり、その面積は5万坪にも及びます。

創設者の足立全康さんは「庭園もまた一幅の絵画である」という
信念のもと庭造りに心血を注ぎこまれたそうで、
現在でもその信念を受け継ぎ、専属の庭師さんが毎日手入れをし、
美しい日本庭園を維持されています。

実際に館内には床の間の壁がくりぬかたり、窓を額縁に見立て、
庭園を絵画のように見せるといった趣向が凝らされています。

この日は寒波の影響で降雪があり、
雪化粧をまとった日本庭園に出会うことができました。

春には咲き誇る花々、夏には新緑、秋には紅葉と四季折々に
表情を変える庭園は、1年を通じて楽しむことができます。

海外からも13年連続で最も美しい日本庭園と評価される足立美術館。

日本庭園はもちろん、美術品も一見の価値ありです。

皆さまも是非お立ち寄りください。

●足立美術館の詳しい情報はコチラ●

別荘地から約31.4km

撮影日：2016/1/26

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