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6月 お田植え神事 霧島市 霧島神宮「斎田御田植祭」
霧島神宮では、 本格的な田植えシーズンを前に、今年の豊作を祈って、 霧島神宮の斎田に、お田植えをする恒例の「斎田御田植祭」が 6月10日に行われました。 この日は梅雨の晴れ間で、絶好の田植え日和りでした。
はじめに祝詞を奏上し、神官が斎田を清めます。 神事の後、「田の神舞」が奉納され五穀豊穣を祈ります。 黒いお面を付け巨大なしゃもじを待った田の神は、 鹿児島弁の口上を述べながら、ユーモラスに踊りだします。 田の神の役は、300年以上前から先祖代々引き継がれ、 神社の守人が田の神舞を奉納するしきたりだそうです。
神舞が終わると、斎田に苗が投げ入れられ、田植えが始まります。 神社の氏子 や 近くの小学校児童、 老若の早乙女 や 早男など、約130人ほどが一列に並び、 掛け声と共に田んぼに張られた縄に添って 1束1束、心を込めて植えていきます。 斎田の水面に映るすげ笠に、たすき掛け、 色とりどり田植えの装束がきれい。
霧島神宮は旧暦に合わせて、年間100回以上の様々な 御祭儀を行っています。 その神事や毎日の御日供(神様のお食事)にお供えされる お米をこの斎田で作っているそうです。
霧島山は天孫降臨、国創りの神話の舞台です。 神話の中にニニギノミコトが千本の稲穂から籾を蒔いたところ、 天地が開け日の光が輝き、 無事に高千穂に着くことができたという神話になぞられて、 日本の田植えが始まったとい言い伝えられています。
霧島市での代表的な御田植祭は、 6月5日の「狭名田の長田(さなだのおさだ)御田植祭」や 6月10日「霧島神宮斎田御田植祭」、 6月12日の「鹿児島神宮御田植祭」などがあります。 中でも、霧島狭名田地区の「狭名田の長田御田植祭」は、 日本最古の水田とされ、ニニギノミコトがはじめて 水稲をされた田であると云い伝えられている処で行われます。
豊かな恵みをもたらす「田の神」は、 秋には沢山の稲穂をもたらしてくれることでしょう。
霧島神宮斎田
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5 電話0995‐57‐0001(霧島神宮)
妙見台より約18㎞
高千穂リゾートより約2㎞
写真撮影日 平成28年6月10日
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白井 清仁
霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。
石垣 潤
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森林住宅地管理運営部 霧島駐在
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