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全区画温泉付!霧島連山の麓でゆったり暮らす。温泉つきスローライフを楽しむ。
ミ ヤ マ キ リ シ マ 霧島の名を冠した植物 「ミヤマキリシマ」は、 霧島は基より、熊本の阿蘇や大分の久住、そして長崎の雲仙など 九州の火山帯の高山に自生しています。 「ミヤマキリシマ」は、 山ツツジが火山帯の環境に適応して出来た品種といわれ、 枝は横に広がり、低木で高さは1mほどです。 山ツツジに比べると葉や花がやや小型化し、 枝が密に分かれて全景は丸い形となります。 花弁は桃色やうす紫色など多彩でかわいらしい花です。 霧島の「ミヤマキリシマ」は有名で、 高千穂河原から中岳、新燃岳、えびの高原の日当たりの良い南西斜面にその群生が見られます。 5月中旬に 高千穂河原付近から開花が始まり、 獅子戸岳、 高千穂峰、 えびの高原、 大幡山、 6月には韓国岳と 徐々に標高の高い方へ移りながら開花し、 霧島連山を訪れる観光客や登山客の目を、楽しませてくれます。
今回は高千穂河原から中岳中腹の探究路、 つつじコースへ行ってきました。 到着すると霧に包まれ、近くの高千穂峰も見えない状態。 石畳の登山道を進むと、夏の訪れはもう間近とばかりに、木々の 新緑がそれを教えてくれているようです。 小ぶりの花が密集して人の目線より 低く咲き誇るので、一面に絨毯を敷きつめような風景が霧島の初夏の山々を彩ります。 霧の中のその小さな花の群れは、 木々のグリーンとピンクが鮮やかに 映え、幻想的にすら見えます。 1866年(慶応2年) 幕末の志士、坂本龍馬は、 西郷隆盛や小松帯刀らの薦めにより、寺田屋事件で負った傷の湯治療養のため、妻のお龍とともに霧島に訪れました。 この時、姉の乙女に宛てた手紙の中で 『きり島つゝじが一面にはへて 実つくり立し如くきれいなり』 というエピソードもあるほどです。 1909年(明治42年)には 同じく霧島へ新婚旅行に訪れた日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎氏がこの花を発見して... 「深い山に咲くツツジ」という意味で 「ミヤマキリシマ」と命名したそうです。 漢字で書くと「深山霧島」です。 鹿児島県の花であり、もちろんこの霧島市の花でもあります。 山々を渡る風の音、いろいろな小鳥 たちのさえずりを聞きながら、 ゆっくりと「ミヤマキリシマ」を愛で、 自然の中を散策すればリフレッシュすること間違いなしです。
高千穂河原 鹿児島県霧島市霧島田口2583-12 電話 0986-57-2505(高千穂河原ビジターセンター)
※写真はすべてH28年5月撮影 ※霧島妙見台より約23㎞
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担当スタッフ紹介
白井 清仁
霧島は山・川・海が身近にあり、また温泉にも恵まれた自然豊かなところです。霧島はもちろん、鹿児島全体の魅力もお届けしていきます。
石垣 潤
霧島に来て2年半。よろしくお願いします。
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所在地:鹿児島県霧島市牧園町下中津川霧島妙見台1889-139
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