皆さまこんにちは。『愛媛の勝手にミステリーハンター』石垣です。
前回の記事では、四国カルストに行ってきた事をお伝えしました。
今回はその帰り道で出会った『八釜(やかま)の甌穴(おうけつ)群』。
これは一体なんだろう?という事で、車を止めて
もちろん見に行きます。時間は結構夕方です。
往復で約1時間かかると看板に書いてあります。
でも行きます。今行かないと、次いつ来るか分らないからです。
というより、多分行かなくなると思います。そんなもんです。
だから思い立ったときに行きます。
甌穴(おうけつ)とは、硬~い岩石や岩盤を水流が
これまた長~い年月をかけて侵食する事で
岩盤や岩石に出来た穴の事。
調べれば調べる程、学べば学ぶ程、知らず知らずの内に、
自分が甌穴に出会っていた事に気が付きました。
私が既に出会っていた甌穴は
岐阜県の『飛水(ひすい)峡』と長野県の『寝覚の床』です。
愛知で生まれ育って山に遊びに出かけていた時に見ていた
あの景色の中に甌穴はあったのでした。
看板の中に『秩父古生層』なる単語が入ってます。秩父とは埼玉県・秩父市
に由来しています。千葉県房総半島から中部・東海・四国・九州を経て沖縄本島まで
なんと1,500kmも続く地帯構造体の一つだそうです。
そしてこの『秩父古生層』が形成されたとされる時期が『ジュラ紀』。
はい。ジュラ紀といえば今からおよそ2億年から1億5千万年前、
恐竜やアンモナイト等などがいっぱいいた時期です。
正に『ジュラシックパーク(直訳するとジュラ紀公園)』の世界です。
そんなものを今目の前で見ている私達。
もっと色々なものにふれて勉強しなきゃ、と思ったりもする、
そんな気分に少しはなったりする訳であります。
娘と嫁と私とで往復約1時間の散策。
一番足腰がヘロヘロだったのは‥私でした。
もっと体を鍛えようと思う今日この頃でした。