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菅原道真公ゆかりの地に創建された「滝宮天満宮」

  • 更新日:2015年03月02日
  • カテゴリ:歴史
菅原道真公は歴史の授業でも必ず出てくる、
誰もが知っている人物ではないでしょうか。

実は菅原道真公が太宰府に左遷される前、
886年(仁和2)から890年(寛平2)の間、
国司として讃岐国に赴任していていました。



その間に讃岐国は大旱魃に見舞われ、
道真公は住民を救うため7日間の断食をして雨乞いの祈祷をし、
農民たちを救ったと伝えられています。

903年に太宰府で没した道真公を忍び、
948 年に道真公が住んでいた讃岐国国司の官舎の一つ、
有岡屋形があった場所に滝宮天満宮が創建されました。
 
“天満宮”とは、菅原道真公を祭神とする神社に付けられる名称で、
道真公が優れた学者だったことから「学問の神様」として昔から信仰されてきました。

この滝宮天満宮も、香川県で最も有名な学問の神様として多くの参拝者を集めています。
2月初旬から3月は境内にある200本以上の梅の花が咲き誇り、
境内には芳しい花の香りが満ち溢れます。


拝殿前にある2本の梅の木は道真公を慕って
京都から太宰府まで飛んできたという「飛梅」を
太宰府天満宮から寄与されたものです。
毎年4月24日に開催される「うそかえ祭り」は、
鷽鳥(うそどり)という鳥の人形を参拝者同士で「かえましょ、かえましょ」と
とりかえていくことで犯した罪や穢れが清められていくという特殊神事です。

また、毎年8月25日に行われる滝宮の念仏踊は、
道真公の雨乞い祈祷によって雨に恵まれたことを喜んだ農民たちが、
滝宮天満宮前で踊り狂ったことに起源を発するとされ、
重要無形民俗文化財にも指定されています。


香川県綾歌郡綾川町『滝宮天満宮』
当リゾート地から約220km・車で約3時間20分
写真の掲載につきましては
香川県公式観光サイト うどん県旅ネット』様より
掲載のご承諾を頂いております。
 

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