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宇和海から昇る朝陽と瀬戸内海に沈む夕陽を楽しむスローライフ。

スタッフからの現地便り

カラフルな貝殻と漂着物から生まれる芸術

  • 更新日:2015年02月09日
  • カテゴリ:暮らし方
愛媛県南宇和郡・愛南町の特産『ヒオウギ貝(緋扇貝)』は
ホタテ貝によく似た形の二枚貝で、
ホタテと同じように貝柱部分を食べる貝です。


ホタテ貝より甘味があり、刺身や網焼きにすると絶品で、
和・洋・中どんな調理法でも美味しくいただけるスグレモノ。

 
このヒオウギガイのもう一つの特徴はカラフルな貝殻にあります。
赤や黄色、オレンジや紫などの自然が生み出した色鮮やかな貝殻は、
捨てるのがもったいなくなるような美しさがあります。
 
そんな貝殻と海岸に流れ着いた漂着物を使って
アートな作品にしたのがシーボーンアートです。


波に揉まれて角が丸くなり、磨りガラスのようになった“シーグラス”や
流木などとヒオウギ貝の貝殻を組み合わせて
ステンドグラス状にしたものを「シーボーンアート」と呼びます。


銅製のテープを貝殻やシーグラスのフチに巻き付け、
ロウを塗ってからハンダでくっつけていくのですが、
貝の色やガラスの色・形は一つとして同じものは無く、
それぞれ個性的な仕上がりになるのも楽しいですね。

  
“海から生まれた芸術”という呼び名がふさわしい、
幻想的なランプシェードやオブジェたち。

食べた後に捨てられる貝殻やゴミとして扱われる漂着物も
こんなステキなアートに生まれ変わるんですね。


食べておいしく、環境保全や美化活動にも貢献できる、
一石二鳥どころか一石三鳥のシーボーンアートです。

『シーボーンアート』
写真の掲載・ご紹介につきましては
愛媛県・愛南町よりご提供頂いております。
 

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