【春】遅咲きの桜で静かにお花見を

冬の雪の少なさや春先の暖かさの影響で、今年は函館をはじめとする北海道内の桜も記録的な早さで次々に開花していきました。

そのため、いつもの年はゴールデンウィークに見頃を迎える函館・五稜郭の桜も、今年ばかりは連休中にすでに葉桜に。桜を楽しみにしていた観光客の方々には少し寂しい景色となってしまいました。

でも、函館市街地から少しだけ離れた場所に、染井吉野が散った後も楽しめるスポットがあります。湯の川温泉から恵山方面に進む途中にある「石崎地主海神社」です。

国道を進むと、左手に「石崎地主海神社入口」と書かれた白い標柱があるので、それにしたがって坂道を上った先に、この神社があります。「こんなところに？」と思うような場所にありますが、神社の敷地も周辺もきちんと整備され、手入れされています。

ここの桜は、関山(かんざん)という種類の八重桜。神社参道の両側にびっしりと植えられた桜がいっせいに花を咲かせると、見事な桜のトンネルになります。ここは、散策したり、ただただ座って桜を眺めたりと静かなお花見を楽しむ場所。ゆったりした時間を過ごしてみましょう。

上記写真は当分譲地から約53km、
函館市石崎町にて平成27年5月撮影。