【春】開業1年前なのに新幹線駅がもう開業!?

北陸新幹線の開業から1年後に開通する北海道新幹線。具体的な日付はまだ発表されていませんが、2016年3月に開業することだけは当初から公表されています。

北海道側の終点となる新函館北斗駅は、現在の渡島大野駅の場所に新築されています。渡島大野駅は無人駅でしたが、函館駅とのアクセス駅となる新函館北斗駅はその何十倍もある大きな駅舎です。

新幹線駅としての開業を1年後に控えて建設工事も佳境を迎えていますが、このほどその一部が使用開始されました。使えるようになったのは、新函館北斗駅開業時に函館駅へのアクセス列車や特急列車が発着する在来線ホーム。現在は、無人駅の渡島大野駅が移転したという扱いになっています。

大きな階段と狭くて長い仮通路を抜けていくと、駅舎の一番奥にある在来線ホーム、新「渡島大野駅」にたどり着きます。今は静かな無人駅ですが、一年後にはこのホームに人があふれる光景が見られることでしょう。

「おしまおおの」の駅名標が見られるのもあと1年弱。北海道新幹線開業時には、「新函館北斗」の名前が輝かしく標示されることになります。

上記写真は当分譲地から約30km、
北斗市市渡にて平成27年4月撮影。