スタッフからの現地便り（2015年07月23日）｜ロイヤルシティ霧島妙見台｜田舎暮らし・別荘

温泉街にある日当山LOVEのパン屋さん

更新日：2015年07月23日
カテゴリ：周辺情報

                           霧島市隼人町
                                                   「ＢＯＵＬＡＮＧＥＲＩＥ　ＮＯＥＬ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブーランジェリー　ノエル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※仏語で屋号が、『クリスマス』のパン屋さんの意

　　　　　　　　　　　
　         霧島市隼人町日当山温泉郷の住宅街の一角に
           趣のあるパン屋さんをみつけました。

             所狭しと並んだパンは何を買っていいか迷うほど、

          　　　　　　　　　　　   どれも美味しそう。

             　　　　　　　　　　　開業は平成２２年、
　　　平成２６年５月に現住所に移転し新規オープンをした
                                           「ＢＯＵＬＡＮＧＥＲＩＥ　ＮＯＥＬ（ノエル）」です。



　
　
　
　



              知る人ぞ知る人気店らしく、
              この日も切れ目なくお客様が訪れていました。
　

　

　
　           ＮＯＥＬのオーナー兼職人の津崎清二さんは、
             姶良市出身で実家は和菓子店だったそうです。

              高校を卒業してから開業に至るまでの２２年間、
              熊本、宮崎、鹿児島と廻り修行してきたそうです。
              ９歳の幼い時から家業の手伝いをしてきた津崎さんは
              仕事の飲み込みは早く、信頼もあり店長を任されるほどでした。

              しかし、自分の納得するパン作りを追い求める探究心は
             そこには留まらなかったようです。
              ２２年間の修行時代は
             １３店のパン屋さん、２店のケーキ屋さんに及びました。

　             そして、念願の自分のお店を持ちました。

                開業当初は資金もなく、奥さまと二人で日当山の店舗を借り、
               家庭用オーブン２台で始めました。

                手作りチラシ５０００枚を閉店後の夜にポスティングしたり、
                地元の旅館や温泉施設にパンを置いてもらうように
　　　　　　　お願いに回ったりしたそうです。
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

                今ではノエルのパンの評判を聞きつけて、
                県内の様々な地域からお客様がいらっしゃるそうです。
                この日も、姶良市から『友達から勧められて来ました』
                というカップルとお会いしました。

　
　
               津崎オーナーのパン作りのこだわりは
             『小麦のみならず、店に出しているすべての商品は１００％
              純国産の材料で作ること』と胸を張ります。

              試行錯誤を重ね最終的に自身が納得したパンしか出さない
             という精神は、見た目や味だけでなく、身体が喜ぶ美味しさに
             なっていました。
　
　
　        おススメは、パン屋さんでは珍しい数量限定のランチボックス。
          キッシュ、バーガー、サラダ、ドーナツにデザートが入った満足
          のボックスです。

           他にも天然酵母の様々なパンや米粉パン、
          地元日当山の源泉水を使用した日当山温泉食パンなどは
          販売に至るまで３カ月かかりました。
          そんなこだわったパンのレパートリーは７０種以上あるそうです。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　    『パンを通じて、日当山温泉を全国に発信していきたい』と
        抱負を語る津崎さん。
　　　　日当山という土地を愛し、
        みんなを喜ばすパン作りの探究心は終わらない。
　     ノエルのパンは身も心も満足させてくれました。