スタッフからの現地便り（2014年12月08日）｜ロイヤルシティ佐田岬リゾート｜田舎暮らし・別荘

愛媛県にストーンヘンジ？

松山市観光港の近くにある「白石の鼻」は、
青い海と空、美しい夕日、数多くの小船が行き交う
のどかな風景が見られる風光明媚な場所。

松山市の隠れスポットであり、釣りのポイントとしても有名です。

その白石の鼻には、「三ツ石（白龍石）」「亀石」と呼ばれる巨石を中心に、
海面上に浮かぶ神秘的な花崗岩の巨石群があります。

昔から自然に積み上げられたと伝えられてきたのですが、
近年“伊予のストーンヘンジ”とか“オーパーツでは？”と注目を集めています。

巨石群の中心となる「三ツ石」は、縦約7m、幅最大約10m、
推定100トンを超えるような５つの巨石が複雑に積み重なっていて、
その下部には無数の推定１トン近い巨石が上の巨石たちを支えています。

しかし、どうやってこのような形になったのかは謎のベールに包まれています。

5つの岩の中央部には空洞があり、春分、秋分の前後の数日間、
その空洞内に夕日が差し込むことが調査で判明。

古代の太陽観測装置などではないだろうかとさらに調査が進められています。

地元住民から「りゅうごんさん」と呼ばれ、古来より五穀豊穣、
漁業の神様として崇敬を集めるこの地の守り神
白石龍神社の北にある「亀石」。

とても不安定そうに見えるのですが、
くさびの役割をする“かませ”の役割をする石が
しっかりと岩を支えている台座構造になっているそうです。

亀石にも横からの光の通り道が設けられていて、
冬至頃に亀石を通過する夕日はとても神秘的。

また、岸辺から海上にかけて人工的に積み上げられたのでは？
という形跡も発見されたりなど、白石の鼻の謎はますます深まっています。

松山市高浜町「白石の鼻巨石群」
当分譲地より約90Km・車で約2時間30分
写真は平成26年10月撮影