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スタッフからの現地便り

歴史の裏側にある人の心や行動を偲ぶ所

  • 更新日:2014年12月01日
  • カテゴリ:歴史
皆さまこんにちは。佐田岬リゾートの石垣です。

松山市御幸の小高い丘の途中にある墓地。
ここは、日露戦争で捕虜となり、松山捕虜収容所に入れられ、
祖国に戻ることなく亡くなった98人の
ロシア兵士のために作られたお墓です。

日露戦争から100年以上が過ぎた今も
地元の人たちが掃除をしたり慰霊祭を行っています。

 
捕虜というと、色々と厳しいイメージがあります。

しかし、「捕虜は罪人ではない」と愛媛県が訓告を発した事で、
松山の人たちはロシア兵を手厚く迎え入れました。

その噂はロシア人の間にも広がり、
ロシア兵は投降の際「マツヤマ!」と叫んだとも言われています。
 
将校クラスの人は松山市内を自由に外出が許されていて、
芝居小屋での観劇や道後温泉での入浴、
市内で商品を買ったり外食したりしたため、
どこのお店も繁盛したと記録に残っています。


その他にも、収容所内の売店で軍医の許可があれば
嗜好品も購入することができたようで「朝日ビール」
「万歳ラムネ」「シャンパン」「コニャック」「ウヰスキー」
「ハム缶詰」「炭酸水」などが売られていました。

階級が低い兵士達も、観光をしたり、仕事をすることもできました。
砥部焼の窯元への遠足など近隣の街を観光したり、
自転車競技大会などを催すなど、およそ捕虜とは思えぬ
友好的な関係で交流がなされていたそうです。
 
松山の文化・風土を象徴するような歴史ですね。

松山市御幸「ロシア兵墓地」
当分譲地より約85km・車で約2時間
写真は平成26年10月撮影
 

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