スタッフからの現地便り（2014年11月17日）｜ロイヤルシティ佐田岬リゾート｜田舎暮らし・別荘

第48番札所・清滝山安養院・西林寺

天平13年（741）、雨乞い祈願が成就したことで
村人が浄財を集め、四国行脚の途中であった
行基が伊予の国司と語り合った末に
建立したと伝えられる愛媛県松山市・西林寺（さいりんじ）。

田園地帯にあるこの寺には、旱魃（かんばつ）に苦しむ村人を救うために
この地を訪れた弘法大師が錫杖で水脈を発見したという
湧水伝説が残され、清水に恵まれた土地と意味で
『清滝山』の山号が付けられたともいわれています。

本尊は行基が刻んだという十一面観音菩薩。

秘仏となっており、一説には後ろ向きに立っているそうで、
本堂の裏に回ってお参りするお遍路さんもいるとか。

境内にある池の前には『一つだけ願い事を叶えてくれる』という一願地蔵や、
閻魔堂の前にある竹に祈ると家庭円満の願いを叶えてくれるという親子竹、
障り除けや災厄除けにご利益があるという土大師があり、
熱心に祈る人の姿が絶えないお寺です。

愛媛県松山市高井・「清滝山安養院西林寺」
当分譲地より約95Km・車で約2時間
写真はH26年8月撮影