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スタッフからの現地便り

「新居浜太鼓まつり」

  • 更新日:2014年10月13日
  • カテゴリ:四季だより
愛媛県東予地方の秋祭りは
西条まつりからスタートして、徐々に東に場所を移しながら
次々と行われていくことでも知られていて、
お祭り好きの人は秋になると仕事が手につかないほどだとか。

西条まつりが終わると、次は隣の新居浜市で
「新居浜太鼓まつり」がにぎやかに始まります


「新居浜太鼓まつり」は徳島の阿波踊り、
高知のよさこいまつりとともに四国三大祭りの
ひとつに数えられている大きなお祭りです。

西条の
女祭り“と対抗する勇壮華麗な“男祭り”
として全国的に知られるようになりました。
 
西条まつりのだんじりと違い、
新居浜太鼓まつりの主役は
豪華絢爛な金糸の刺繍が施された飾り幕と、
大きな天幕を持つ太鼓台。

太鼓台が記録上に初めて登場するのは江戸時代後期のことで、
当時は神輿太鼓と書かれていましたが、
次第に太鼓台と称されることが多くなってきたそうです。

幕末から明治時代の太鼓台は今よりもずっと小さく、
飾り幕は薄めで、天幕も今のようなふくらみのない地味な形でした。

しかし、別子銅山の隆盛とともに太鼓台も大型化し、
昭和初期には現在の形になったとか。


市内には
52台の太鼓台があり(2013年現在)、
各地区でそれぞれの特色を活かしたかきくらべが行われます。

150
人余りのかき夫が息を合わせて
2.5t3tもある重たい太鼓を担ぎ上げ、
鳴り響く太鼓の音とともに四隅の房が乱舞する様は迫力満点。
 
「盆・正月には帰らずとも、祭りには帰る」
とも言われるくらい、
新居浜っ子は祭りに情熱を注いでいるのです。
愛媛県・新居浜市「新居浜太鼓まつり」
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約150Km・車で約2時間40分
写真は平成25年10月撮影
 

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