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宇和海から昇る朝陽と瀬戸内海に沈む夕陽を楽しむスローライフ。

スタッフからの現地便り

伊予絣(かすり)

  • 更新日:2014年08月23日
  • カテゴリ:歴史
♪ 三津の朝市  道後の湯
  音に名高き五色素麺     十六日の初桜
  吉田挿桃(よしださしもも) 小杜若(こかきつばた)
  高井の里のていれぎや 紫井戸や片目鮒
  薄墨桜や 緋の蕪(ひのかぶら)
  チョイト 伊予がすり ♪


 
 松山の名所名物をうたった「伊予節」にも登場する伊予絣(かすり)は、
福岡の久留米絣、広島の備後絣とならんで日本の三大絣と称され、
明治後期には全国の生産量の半数を占めていました。


今出(いまづ・現松山市垣生町)の12歳の少女によって生み出された絣の手法は、
縞模様だった地味な木綿の布地に美しい模様を描き出すことに成功し、
全国にその名を広げていったのです。

その柔らかくて素朴な独特の風合いには、
なにか心をほっとさせてくれるような温もりを感じます。



天然の藍で染められた糸で織られた布は丈夫で、
洗うほどに灰汁が抜けて鮮やかな色になり、
肌なじみのよい深みのある風合いが生まれてきます。



明治から大正にかけての最盛期、
今出地区ではどこへ行っても賑やかな機織りの音が聞こえていたそうです。
今では産業としての伊予絣は衰退してしまいましたが、
「伊予かすり会館」では県内唯一ここでしか行われていない
藍染めから手織りまでの工程を見学することができます。


一反
の布地ができあがるまでには「括り」「染色」「織り」
それぞれに様々な工程が必要です。まず木綿の糸を部分的に括り、
発酵させた藍染液に浸して染め上げます。



800本から1,000本もの縦糸を機(はた)にかけ、
緯糸を通して織り上げていくと、藍と白の模様が姿を現してきます。

特に縦緯の糸を合わせる場合は1mmでも狂うと
ズレや不揃いができてしまうので、
一番高度な技術を要するのだそうです。



人の手によって生み出された一枚の布地に込められた伝統と技術と心…
伊予絣の魅力を、実際に手にふれて感じてみませんか?

愛媛県松山市・『伊予かすり会館
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約86Km・車で約2時間
※写真は平成25年2月撮影
 

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