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函館山ロープウェイは10月29日に、2016年3月の北海道新幹線開業後の利用者増加を見据えて、17年ぶりに更新する新しいゴンドラ(乗車定員125人)の取り付け作業を同ロープウェイ山麓駅(函館市元町)で行いました。11月4日に試運転、同7日に運行を開始します。
作業にはロープウェイなどの製作や施工を行う安全索道(滋賀県守山市)の社員20人が従事。ゴンドラ上部に滑車の付いたアームを装着し、クレーンでつり上げてロープにつないだ。その後、ボディーに貼り付けていた傷を防止するシートがはがされ、函館山の木々の色を映すシルバーメタリックの外観が姿を現しました。
実物が披露されるのは初めてで、作業を見守った本間社長は「わくわくする。このゴンドラで函館山をより楽しんでもらいたい」。ゴンドラは公立はこだて未来大と共同でデザインし、1億6千万円で2台を導入。この日は1台を取り付け、もう1台は30日以降に行います。
函館山ロープウェイのゴンドラが17年ぶりに更新されました。以前のゴンドラは角ばっており、色もグレーの印象が強かったのですが、更新に当たってデザインを地元の大学と共同研究。
新たなゴンドラは、角に丸みを帯びたシルバーメタリックの外観になりました。写真は、入替え作業中の光景。左側に旧ゴンドラ、右側に新ゴンドラがある珍しい場面です。
ゴンドラの真下を見ると、何やら中央部分に白い円があります。これは、万が一ゴンドラが停止した際に乗客が脱出するための穴なのだとか。非常時の備えをデザインの一部にしているところがユニークです。
新ゴンドラは11月7日から運行を開始しました。銀色に輝くゴンドラが函館山の斜面に沿って上り下りする姿は、函館山の自然や扇形に開けた函館の街並みにもマッチしているようです。
上記写真は当分譲地から約50km、 函館市元町にて平成26年11月撮影。
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