トンボ自然公園（通称・トンボ王国）は、高知県四万十市内田黒池田谷
に広がる湿地帯にある世界最初のトンボ保護区。

ハナショウブやスイレンなど、水辺の草花が四季折々に咲き乱れる園内を、
トンボたちが自由に飛び交う、まさにトンボの楽園です。

 

公園内でこれまでに確認されたトンボは80種類を超え、
これは同規模面積の環境としては種類密度日本一なんだそうです。

「生きている化石」として名高いムカシトンボや、
全国的に珍しいヒメサナエなども見ることができるそうですよ。




園内には遊歩道が設けられ、一年を通じてトンボたちの自然な生態を観測することができます。


特に夏の黄昏時に見られる、稀種ネアカヨシヤンマの群飛は圧巻！

子どもだけでなく、大人だってつい童心に帰ってしまう何となく懐かしい里山の情景ですね。

 

公園内にある四万十川学遊館（自然史博物館）「あきついお」も見どころが満載。

トンボ館には、単一施設の常設展示としては世界一の数を誇る
世界のトンボ標本約1,000種3,000点、約200種に及ぶ
日本産種ほぼ全種の標本が展示されています。

幻の魚アカメを始め、四万十川水系産約130種を中心に、
国内外の淡水・汽水魚約300種2000尾を飼育展示するさかな館も、
単一施設として日本一の規模を誇っています。

風景に癒され、いろんな学びも得られる、一日中家族で楽しめる公園です。