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宇和海から昇る朝陽と瀬戸内海に沈む夕陽を楽しむスローライフ。

スタッフからの現地便り

日本三大急潮・来島海峡に行ってみよう!

  • 更新日:2014年06月19日
  • カテゴリ:自然観察
皆さまこんにちは!佐田岬リゾートの石垣です。
前回の記事で、かつて瀬戸内海を舞台に活躍した
『村上水軍』とその舞台『能島』についてご紹介させて頂きました。

‥私、愛媛県に赴任するこの歳まで『村上水軍』について
全く何も知りませんでした。まだまだ勉強不足な若造です。


(松山自動車道・松山ICから東へ今治方面へ。)

最近ではここ瀬戸内海・『村上水軍』を題材とした小説も
大変な人気を博していますね。

瀬戸内海の水先案内人として、またこの地域の
自警団として地域に密着していたと同時に、その意に従わない
通行船はボッコボコにするという『海賊』でもあった『村上水軍』。



その歴史を少しでも身をもって学ぶべく早速行ってきました。
今回の行き先は愛媛県・今治市・『来島(くるしま)海峡』です。
広島県と愛媛県を繋ぐ西瀬戸自動車道・通称『しまなみ海道』の
来島海峡サービスエリアに向かいます。

そこから見た景色がこれ。天候にも恵まれ爽快な景色が広がっています。
でも船乗りの方はそんな悠長な事は言ってられません。



この『来島海峡』は『曲がっている』・『狭い』・
『小島が多い』・『潮流が早い』と全国、いや世界的にも相当の難所。
それでもここを通らなければ、大切な物流が止まってしまいます。



車の運転にルールがあるように
船舶の運行にも勿論ルールがありますが、
ここ来島海峡では、あまりの急潮と特異な地形の為
世界的にも類を見ない独自の運行ルールが定められているとの事です。



船舶技術がまるで違う現代と数百年も前とでは
そりゃ通行料払ってでも地元に詳しい水先案内人に従う事が、
最も安全だったのでしょう。

我が娘たちにも、今はまだ分らなくても
大きくなった時にこの写真を見て、そんな歴史を
学ぶきっかけになってくれたらいいなぁ、と思うのでありました。
 
愛媛県今治市・『来島海峡』
ロイヤルシティ佐田岬リゾートより約160Km・車で約3時間
写真は平成26年5月撮影
 

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