愛知県・瀬戸市のすぐ隣町で生まれ育ったものですから、
小さい頃は、お茶碗など焼き物は全国全て『瀬戸物』と
呼ぶのだとばかり思っていました。
全国には様々な陶磁器がある事を知るのは、
小学校4・5年生の頃でしょうか、日本の伝統的工芸品について
学んだ頃です。まだインターネットも無い時代、
先生・友達と一緒に文部省(現・文部科学省)にドキドキしながら
『全国の伝統工芸品に関する資料を下さい!』って
電話をかけた時の興奮は今でも憶えています。
後日送られてきた日本全国の工芸品の美しい写真の数々に
子どもながらに只々見惚れておりました。
6年生の時には『ブラジル大使館』に電話をかけた事も憶えています。
電話が繋がった直後、いきなりポルトガル語(ブラジルの公用語)で
挨拶された時は心臓が飛び出そうになった事もいい思い出です。
(その後、日本語で私の宿題にやさしく応えてくれました。)
‥何の授業なのなのかは想像してみてください。
今日からサッカー『ワールドカップ』開幕ですね。素晴らしいタイミングです。
今回ご紹介するのは、愛媛県を代表する陶磁器であり
日本の伝統的工芸品にも指定されている『砥部(とべ)焼』です。
愛媛県・伊予郡砥部町を主な産地とする事からこの名がつきました。
‥これ以上『砥部焼』に関して色々書く事は
愛媛県民2年生の私には荷が重過ぎますので
何卒、写真だけでご容赦下さい。
美しい藍色が特長の愛媛県の伝統工芸品『砥部焼』
愛媛県にお越しの際にはお気に入りの一品を見つけてみてはいかがですか?