スタッフからの現地便り（2014年10月13日）｜ロイヤルシティ芸北聖湖畔リゾート｜田舎暮らし・別荘

八幡湿原『尾崎沼』

更新日：2014年10月13日
カテゴリ：周辺情報

　　　　　　　　　八幡湿原『尾崎沼』

ロイヤルシティ芸北聖湖畔リゾート周辺は広島でも屈指の自然の宝庫。
その中でも『八幡湿原』と言われる湿原エリアは希少な動植物が存在している場所なんです。

撮影：平成26年10月

八幡湿原の中でも豊かな水をたたえる『尾崎沼』は面白い場所です。
元々この八幡湿原地域は太古の昔は大きな湖だったそうで臥龍山の西側が崩れて干し上がり現在の地形が出来たと云われています。
そのため独特の湿原が出来たようで『八幡湿原』は日本のほぼ南限とも言われています。

撮影：平成26年10月

秋の『尾崎沼』は色々な植物を観賞することが出来ます。
この不思議な形をしたアザミは『キセルアザミ』と言われています。

撮影：平成26年10月

本当に静かで “風の音” と “鳥のさえずり” しか聞こえない湖面が広がっていて、夏場はジュンサイの葉で覆い隠される湖面もこの季節は開けた空が映し出されるほどの綺麗な場所です。

撮影：平成26年10月

湖面の周囲には遊歩道も設置されていますので “のんびり” 散策する事が出来る様になっています。
※所々に滑りやすい場所がありますので気を付けて下さい

撮影：平成26年10月

この『シラヒゲソウ』は湿地を好みますが完全な湿原は苦手と如何にもこの八幡湿原に適した花で、今が見頃を迎えています。

撮影：平成26年10月

沼の上には木板で作られた遊歩道が設置されています。
湿原は特別デリケートな場所（環境）で、人が足で踏み込むだけでもその部分の乾燥硬化が始まり湿原の衰退を進めてしまいますので、遊歩道以外の場所に立ち入ったり動植物を持ち帰ったりしない様にお願い致します。

撮影：平成26年10月

私も持ち帰らないでね・・・
と言っているのは陸上型の超大型 “二ホンヒキガエル” 君で、道の真ん中で死んだふりをしている最中です。
そんな“二ホンヒキガエル”君も間もなく冬眠の時季を迎える紅葉の季節が直ぐそこに来ています。

八幡湿原（やはたしつげん）・・・
北広島町（芸北地域）の八幡高原には、“尾崎谷湿原”　“奥尾崎湿原”　“長者原湿原”　“千町原湿原” などが点在していて、これらの湿原を総称して『八幡湿原』と呼ばれ、環境庁の重要湿原に指定されていて日本の湿原分布のほぼ南限にあたり学術的にも大変価値の高い湿原です。

八幡湿原『尾崎沼』は
ロイヤルシティ芸北聖湖畔リゾート現地より約７ｋｍ

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